城東が7連覇で花園へ!!
城東 26-13 つるぎ
(7大会連続17回目)
城東が7連覇で花園出場を決めた。
城東は1年時からレギュラーの高校日本代表候補SO池渕紅志郎(3年)主将がチームの中心。FWは昨季の花園を経験するHO楠本快(3年)、PR小方蓮斗(2年)、LO松場樂(3年)、U17四国選出のFL南部晴飛(2年)が中核をなす。BKはU17日本代表のFB小野晏瑚(2年)が注目で、U17四国選出のSH井颯太郎(1年)、CTB江盛伸太朗(2年)、CTB峰原光浩(2年)、WTB遠藤穂高(2年)と好選手が揃う。
つるぎは1年時から主力のNo8荒井銀太(3年)とSO近藤大河(3年)がチームの中心。また、昨季の決勝にも出場したHO関永愛(3年)、FL酒井昊馬(3年)、FB西谷有生(3年)が中核となる。1年生のCTB近藤大和(1年)も名を連ねた。
つるぎは4分、ゴール前ラインアウトモールで迫り、FWでねじ込みPR高鍋佑輔(3年)が先制トライ。城東は8分に敵陣インゴール手前まで迫るが取りきれず。いいプレッシャーをみせるつるぎは14分にSO近藤大河(3年)がPGを決めて差を広げる。直後に城東はCTB峰原光浩(2年)のいいランを起点に連続アタックをみせ、ハーフ団の仕掛けでインゴール手前に進むとFB小野晏瑚(2年)が相手をかわしながらインゴールに飛び込んでトライ。5点を返す。その後は中盤で一進一退の攻防が続く。城東が24分にSO池渕紅志郎(3年)の50:22から敵陣深くに入るがここはつるぎのディフェンスにあう。それでも城東は30分、自陣からWTB遠藤穂高(2年)がブレイクすると前方にキック、拾ったSH井颯太郎(1年)が走り切ってトライを挙げ、逆転に成功する。前半は12-8と城東のリードで折り返す。後半は城東が4分、敵陣に入るも攻めきれず。つるぎもフェイズを重ねるが、城東が次々と好タックルを決め、相手アタックに対応する。12分に城東はCTB江盛伸太朗(2年)のランなどで好機を得るも、つるぎがジャッカルでしのぐ。膠着状態が続くなか、15分、城東はFB小野晏瑚(2年)の前進からWTB戸田湊(1年)につなぎ、最後はサポートしたSH井颯太郎(1年)が貴重なトライ。追いかけるつるぎは18分にNo8荒井銀太(3年)の凄まじいキャリーを起点にゴール前に進むも取りきれず。それでも20分、つるぎはゴール前スクラムからNo8荒井銀太(3年)がトライ。6点差に迫り、ワンプレーでの逆転圏内とする。縮められた城東は24分、敵陣でのスクラムからBK展開で、FB小野晏瑚(2年)が走り切って差を広げるトライ。その後はつるぎが攻めるもとれず。城東が勝利をものにし、7連覇を達成した。
城東は昨年度の花園は終了間際に逆転を許して倉敷に敗れ、1回戦で敗退した。これまでの最高戦績は2回戦進出で、今大会の戦いぶりはいかに。