U20日本代表 スコットランド遠征事前合宿及びスコットランド遠征 参加メンバー
日本ラグビーフットボール協会は、
6月22日(土)から実施するU20日本代表 スコットランド遠征事前合宿及びスコットランド遠征のスケジュール、参加メンバーを発表した。
7月2日(火)~17日(水)にエディンバラ(スコットランド)で開催される「ワールドラグビーU20トロフィー2024」に臨む。
○スコットランド遠征事前合宿
日程:6月22日(土)~27日(木)
場所:リソルの森 第2グラウンド(千葉県長生郡長柄町上野481)
○ワールドラグビーU20トロフィー2024
【プールA戦】
・7月2日(火) 11:45(日本時間19:45) vs U20香港代表
・7月7日(日) 17:15(日本時間7月8日 1:15) vs U20サモア代表
・7月12日(金) 19:45(日本時間7月13日 3:45) vs U20スコットランド代表
【順位決定戦】
・7月17日(水)
○参加メンバー
【PR】
森仁之輔(天理大)
大塚壮二郎(関西学院大)
山口匠(明治大)
布引大翔(帝京大)
八田優太(京都産業大)
【HO】
清水健伸(早稲田大)
螻川内晴也(帝京大)
田中京也(立命館大)
【LO】
物部耀大朗(明治大)
磯部俊太朗(筑波大)
石橋チューカ(京都産業大)
舛尾緑(立正大)
【FL】
亀井秋穂(明治大)
川越功喜(天理大)
太安善明(天理大)
大川虎拓郎(明治大)
【No8】
𠮷川大智(立命館大)
【SH】
髙木城治(京都産業大)
村田大和(京都産業大)
【SO】
伊藤利江人(明治大)
伊藤龍之介(明治大)
【CTB】
本橋尭也(帝京大)
上田倭士(帝京大)
白井瑛人(明治大)
【WTB】
飯岡建人(筑波大)
海老澤琥珀(明治大)
増山将(筑波大)
【FB】
竹之下仁吾(明治大)
※事前合宿のみ参加
FL/No8 山口匠人(中央大)
SO 神拓実(京都産業大)
WTB 宮里快一(京都産業大)
FB 吉田晃己(中央大)
左PRはJAPAN XVで全試合に出場した森仁之輔(天理大3年)。森は唯一の3年生で、チームでは昨季リーグデビューを果たし、途中出場にて大学選手権も経験した。東福岡では3年時に主にリザーブで選抜大会優勝、花園ではスタートを担いベスト4に貢献。力強く、スピードあるキャリーが魅力。
また、ニュージーランド遠征2戦目で先発した大塚壮二郎(関西学院大2年)。昨季チームでは主にHOとしてプレー。関西学院高では1年時から主力で、主にHOとNo8で活躍し、高校日本代表にも選出された。第2、3列でも高い出来を示す総合力の高い選手。
右PRはいずれもJAPAN XVとしてパシフィックチャレンジに出場した八田優太(京都産業大2年)、布引大翔(帝京大2年)、山口匠(明治大2年)。八田と布引はニュージーランド遠征でもそれぞれ先発。
JAPAN TALENT SQUADプログラムメンバーに選出された八田はまだチームではA戦公式戦の出場はないが、城東では1年からレギュラーで3年連続で花園に出場した。機動性が高く、力強さも目立つ。今季春季大会でデビューを果たした布引は高校時代はオール大阪の主力として国体で準優勝に貢献した。圧倒的なスクラムの強さが最大の持ち味。高校日本代表歴を持つ山口は今季春季大会では3試合に先発。流経大柏では2年時から主力として活躍した。力強いスクラムとパワーをいかしたフィールドプレーが魅力。
HOではJAPAN XVとして2試合に先発し、ニュージーランド遠征でも先発した清水健伸(早稲田大2年)。昨季対抗戦で3試合に出場し、大学選手権ではトライを挙げた。今季春季大会では2試合に出場。國學院久我山では1年からレギュラーで3年時には高校日本代表に選出。セットプレーと力強いボールキャリーが魅力で、決定力も高い。
同じく4月にJAPAN XVとして活動した螻川内晴也(帝京大2年)も選出。セットプレーの軸となる存在で、コンタクトの強さが特徴。今季春季大会でデビューを果たした。高3時に主力として花園ベスト4。
また、1年生の田中京也(立命館大1年)もメンバー入り。高3時には選抜大会、花園ともに準優勝。高校日本代表としても活躍した。安定したセットプレーと機動性が魅力で、決定力も高い。
LOでは2月の日本代表候補合宿にも選出された石橋チューカ(京都産業大2年)。パシフィックチャレンジ、ニュージーランド遠征で全試合に先発。昨季は1年生ながら主力として大学選手権ベスト4に貢献した。キャリーや空中戦に加え、好機での的確なパスも光る。
同じく、JAPAN XVの活動とニュージーランド遠征で存在感を示した磯部俊太朗(筑波大2年)と物部耀大朗(明治大2年)も選出。
磯部は昨季はルーキーながら主力に定着し、対抗戦、大学選手権全試合に出場。キャリーに、接点に、力強い働きを披露する。
物部は昨季対抗戦デビューし、今季は春季大会1試合に出場。中部大春日丘では1年からレギュラーで高校日本代表歴を持つ。強靭なフィジカルで力強さ抜群。
また、1年生の舛尾緑(立正大1年)もメンバー入り。一昨季の花園制覇の主力である舛尾は帝京大を経て、改めて立正大に入学した。力強く体を張り、高いワークレートで攻守に働く。
FLではいずれもJAPAN XVで実力を示した4選手。
昨季は両FLを形成し、大学選手権ベスト4に貢献した川越功喜(天理大2年)と太安善明(天理大2年)。ともにワークレートが高く、献身的なタックル、コンタクトの強さが際立つ。天理高時代は花園ベスト4。中学時代はともに大阪府中学校代表として全国ジュニアに出場した。
大川虎拓郎(明治大2年)は昨季春季大会2試合に止まったが、一昨季の花園制覇の主将で高校日本代表歴を持つ。力強いキャリーとブレイクダウンでの働きが魅力で、献身的なタックルで存在感を放つ。
同じく高校日本代表歴を持つ191cmの亀井秋穂(明治大2年)は今季春季大会でデビュー。セットプレーの存在感に加え、仕事量も多い。高校時代は2年時から主力を担い、花園では2年連続ベスト8。
No8では𠮷川大智(立命館大2年)。昨季1年生ながら定期戦や夏の練習試合で出場機会を掴み、リーグでは全試合に先発出場。攻守に豊富な運動量で大きな存在感を放った。今季はニュージーランド遠征に参加。
SHでは2月の日本代表合宿に参加した髙木城治(京都産業大2年)と、同じく京産大の村田大和(京都産業大2年)。高3時に花園決勝で相対し、世代をリードする2人がしのぎを削る。全国ジュニアの決勝でも対戦している。
パシフィックチャレンジとニュージーランド遠征に参加した髙木は昨季、土永旭がU20の活動で不在だった春季トーナメントでスタートとして存在感を発揮し優勝に貢献。リーグ、大学選手権では計5試合に途中出場した。長短のパスとアタックセンス、正確なキックが持ち味。村田はチームでのデビューはまだないが、今季はニュージーランド遠征に参加。テンポのいい捌きとディフェンスが魅力。
SOも世代をリードしてきた伊藤利江人(明治大2年)と伊藤龍之介(明治大2年)がメンバー入り。ともにスキルが高水準で、仕掛けるランも光る。総合力の高い司令塔。JAPAN XVとニュージーランド遠征に参加し、伊藤龍はパシフィックチャレンジ全3試合に先発した。
伊藤利は昨季対抗戦4試合に途中出場。高3時には選抜大会、セブンズで優勝。花園ではチーム史上初の決勝進出を果たした。
伊藤龍は昨季の対抗戦は1試合。今季春季大会は1試合に出場している。高2時に花園で旋風を巻き起こし準優勝を達成。
CTBではパシフィックチャレンジとニュージーランド遠征にて全試合で両CTBを組んだ本橋尭也(帝京大2年)と上田倭士(帝京大2年)。
スキルが高く、万能な能力を誇る本橋は昨季は対抗戦4試合に途中出場して大学選手権も経験。今季は春季大会にてSOで2試合に先発。高3時に花園ベスト4。
上田は昨季、大学選手権の出場はなかったが、対抗戦6試合に出場し7トライを挙げた。今季の春季大会は2試合に出場。高3時の花園はベスト8。高校日本代表。抜群のランスキルと高い決定力を誇る。パス、キックも素晴らしい。
また、1年生の白井瑛人(明治大1年)もメンバー入り。攻守に抜群の能力を誇り、強靭な体幹をいかした力強い突破が魅力。チームが優勝した高3時の選抜大会は怪我の影響によりその多くを欠場したが、花園では見事なプレーぶりで制覇に大きく貢献した。高校日本代表。今季の春季大会では3試合に出場している。
WTBは所属校にて昨季主力として実力を示した面々。パシフィックチャレンジで活躍した海老澤琥珀(明治大2年)は昨季対抗戦慶應大戦から11番に定着し、大学選手権では全試合でトライを挙げるなど準優勝に貢献した。高3時には前述の伊藤利らとともに選抜大会、セブンズで優勝、花園準優勝。抜群のスピードとキレからなる嗅覚のいいランが魅力。
飯岡建人(筑波大2年)は昨季チームの打開役を担い、対抗戦では全試合に出場し6トライを挙げ、大学選手権でも活躍した。高校日本代表。相手の防御網を突破する前進は必見。また、増山将(筑波大2年)は対抗戦、大学選手権全試合に先発し、計7トライをマーク。局面を打開できる巧みなランが持ち味。高2時には主力として花園制覇。
FBでは竹之下仁吾(明治大2年)。パシフィックチャレンジとニュージーランド遠征では全試合に先発。昨季対抗戦デビューし、今季は春季大会1試合に出場。高3時には前述の伊藤利や海老澤らとともに選抜大会、セブンズで優勝、花園準優勝。高校日本代表にも選出。ハイボール処理が上手く、空中戦では無類の強さを発揮。ラン能力も光る。