【1回戦】高川学園vs秋田工業
12月27日 12:00 第3グラウンド
高川学園(2大会連続2回目)
【今季の戦績】
選抜大会中国ブロック3位決定戦 ◯26-7 倉敷
中国大会A 3位決定戦 ◯33-24 倉敷
予選決勝スコア 69-0 萩商工
【チーム紹介】
昨季花園初出場を達成した前チームから多くの主力が卒業し、下級生が半数という陣容に生まれ変わった。1年時から10番を背負うSO林香凜(3年)主将がチームの中心で、昨季も主戦を張ったPR大石暖人(3年)、両FLの辻本健介(3年)と大庭蓮(3年)、CTB山口健志(3年)、CTB大嶋惺楽(2年)が支える。
前に出るLO岩田壮一郎(2年)やファーストレシーバーとしても機能し、決定力も高いWTB山下仁大(3年)らも好選手。
また、1年生陣もNo8佐藤肇(1年)を筆頭に、SH菅谷陽斗(1年)、LO伊部将直(1年)、WTB瀬良幸聖(1年)が躍動する。
昨季の花園は1回戦で大勝して初勝利をゲット。2回戦では発熱者が出たこともあり、東海大大阪仰星に大敗した。
初戦では花園最多出場を誇る秋田工業と相対する。
【注目選手】
SO 林香凜(3年)
1年時から10番を背負う。アタックセンスに溢れ、自ら仕掛けることができる司令塔。バックドアでもらい、スペースを使った攻撃で違いを生み出す。的確なキックも魅力でゲームコントロールにも長ける。
CTB 大嶋惺楽(2年)
昨季の主将FB/SO大嶋柚楽(帝京大1年)の弟で、前チームでは1年生ながら主力の座を射止めた。スピードと強さを備える万能選手で、突破力とランが魅力。視野の広いキックも非凡。
CTB 山口健志(3年)
小柄だが体が強く、力のある前進でチームにモメンタムを生む。昨季の花園は1回戦で勝利に貢献も、2回戦を発熱で欠場した。2年連続の花園で再び躍動する姿を。
No8 佐藤肇(1年)
1年生を多く擁する陣容のなかでも一際目立つ。予選決勝では凄まじいキャリーで何度も前に出て、相手に脅威を与えた。ジャッカルも決めるなど攻守に接点で強さをみせる。中学時代は宮崎県中学校として全国ジュニアに出場した。
秋田工業(5大会連続72回目)
【今季の戦績】
東北新人大会準優勝 ●17-19 仙台育英
選抜大会1回戦 ●3-79 常翔学園
敗者戦 ●12-22 松山聖陵
東北大会1部優勝 ◯27-5 黒沢尻工業
予選決勝スコア 34-0 金足農業
【チーム紹介】
選抜大会では1回戦で常翔学園に大敗。6月の東北大会では優勝を達成した。
今季のチームは昨季からその多くが入れ替わったが、高校日本代表候補のNo8三浦颯太(3年)、LO伊東愛晄(3年)、FB安田心平(3年)がチームの中心となる。また、昨季1年生ながら主力として花園に出場し、今季U17東北でも主力を張ったCTB/WTB近藤龍之介(2年)とWTB川瀬雄介(2年)も健在。予選決勝でも攻守に力強さを発揮したFL金森珀(3年)やCTB菅原巧帆(2年)らも好選手。セットプレーの中心をなすHO小玉斗真(3年)も伝統のFWを支える。
FWの強さと展開力で、1回戦敗退に終わった昨季とは違った結果を生み出したい。
【注目選手】
No8 三浦颯太(3年)
1年時からNo8を担う世代を代表するボールキャリアー。パワー溢れる突破でチームに勢いを与え、ジャッカルなどディフェンスでも貢献する。昨季のU17日本代表ではHOを担うなど器用さも備える。
LO/FL 伊東愛晄(3年)
昨季は三浦とともにU17日本代表でプレー。高いワークレートで攻守に常に顔を出す。
FB 安田心平(3年)
三浦、伊東ともに前チームから残る主力。サイズとスピードを活かしたダイナミックなランが魅力の大型バックスリー。繰り出すロングキックはチームのエリア取りの生命戦。
CTB 菅原巧帆(2年)
近藤、川瀬ともにBKを支える2年生。スキルの高さに加え、力強さがありキャリーやタックルが光る。攻守にバランスのとれた好選手。中学時代は秋田県中学校代表として全国ジュニアに出場。