【1回戦】松山聖陵vs佐賀工業
12月27日 14:50 第3グラウンド
松山聖陵(6大会連続9回目)
【今季の戦績】
四国新人大会第1ブロック 優勝 ◯41-15 高知中央
選抜大会1回戦 ●0-57 東海大相模
敗者戦 ◯22-12 秋田工業
四国大会A 優勝 ◯57-7 城東
予選決勝スコア 83-7 新田
【チーム紹介】
1、2年生がスタートの半数を占める。昨季の花園を知るNo8楢本拓未(3年)、FL原田樹(2年)、PR濱田翔大(2年)を中心としたFWはセットプレーと接点の強さが際立ち、決定力もある。セットプレーの中心となるHO熊野翔夢(3年)は予選決勝で5トライをマークした。
BKはU17日本代表のCTB/WTB阿塚心(2年)が強力で、スキルの高いCTB宮崎開久(3年)と組む両CTBは高品質。昨季よりプレーメイクを担うSO/CTB芳野修(3年)主将とアジリティの高いSH古川仁(3年)がチームを動かす。FB田畑匠道(2年)のランもいい。
昨季の花園での大敗から着実にベースアップを図ってきた。目標はベスト8と語る。
【注目選手】
CTB/WTB 阿塚心(2年)
パワーとスピードを備え、推進力のあるアタックが光るU17日本代表。U17四国ではその突破力からNo8を務めた。キックも上手く、プレースキッカーも務める。
FL/LO 原田樹(2年)
阿塚らとともに1年時からチームを支える。2年連続で選出されたU17四国ではKOBELCO CUPでボウル優勝に貢献し、大会優秀選手に。攻守に体を張り、粘り強いタックルなど接点での働きが魅力。
佐賀工業(43大会連続53回目)
【今季の戦績】
全九州新人大会B 準決勝 ●15-28 大分東明
選抜大会1回戦 ●8-34 國學院栃木
敗者戦 ◯15-14 日本航空石川
全九州大会1位ブロック 1回戦 ●3-19 東福岡
セブンズ カップ6位
国スポ 準決勝 ●19-38 奈良県
予選決勝スコア 48-12 早稲田佐賀
【チーム紹介】
花園ベスト4入りした昨季から多くの主力が抜けた今季は選抜大会初戦にて國學院栃木に敗戦。単独チームで臨んだ国スポは準決勝で御所実業単独チームの奈良県に敗れた。
高校日本代表候補のNo8中辻大凱(3年)主将とSO/SH岩田大司(3年)がチームの中核をなし、昨季花園で大活躍したFB/WTB/CTB内田慎之甫(3年)とCTB/FB 川原悠悟(3年)は予選決勝を欠場。チームの命運を握る存在だけに状態が気がかりなところ。
昨季より多くの試合に出場するLO金井田頼斗(3年)が献身的な働きで伝統のFWを支える。LO長谷川怜生(2年)やFL山田哲平(2年)もよく動き、昨季U17九州入りしたPR真鍋二郎(3年)らも好選手。BKはCTB溝上秀斗(3年)、FB岩屋武琉(3年)、WTB塚本翼(3年)ら実力者が並び、1年生のSH宮﨑銀之助(1年)も名を連ねる。選抜大会などで10番を背負ったSO吉浦太我(2年)が戻ればゲームメイクに厚みが出る。
昨季ほどのタレント性はないが、バランスのとれた選手を揃え、予選決勝で途中出場だったU17日本代表PR秀島聡太郎(2年)ら、スタート、リザーブが隔たりない陣容が揃う。
初戦に勝利し、その先のシードバックを見据える。
【注目選手】
FB/WTB/CTB 内田慎之甫(3年)
昨季の花園で大爆発した世代を代表するスピードスター。東福岡戦では途中出場でハットトリックを達成するなど9トライで大会最多トライを挙げた。今季はFBに加え、CTBでもプレー。花園予選を欠場しており、状態が気がかり。
No8/PR 中辻大凱(3年)
力強いキャリーで必ずボールを前に運ぶ。決定力も高く、予選決勝では4トライを挙げた。今季は当初PRでプレーしたが、途中で主戦場をNo8に。高校日本代表候補にはPRで選出されている。主将としてチームをまとめ、攻守に接点で鼓舞。
SO/SH 岩田大司(3年)
高校日本代表候補にはSHで選ばれているが、チームでは今季途中からSOを担う。スキルの高さと前への仕掛けでチャンスを創出する。SO吉浦が戦列復帰すればSHか。
LO 金井田頼斗(3年)
前チームで多くの試合でスタートを務め、選抜ベスト8や国体準優勝などに5番を背負って貢献。花園ではリザーブに回ったが、準決勝では先発した。内田、川原に引けを取らない経験を用する。常に体を張り続け、攻守に利いたプレーが光る。
CTB/FB 川原悠悟(3年)
世代随一の総合力を誇る万能選手。昨季より主力を担い、選抜大会ベスト8、国体準優勝、花園ベスト4などに大きく貢献。前チームでは15番を務めたが、今季は主にインサイドセンターでプレー。国スポや花園予選を欠場しており、状況が気がかり。