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決勝は東福岡と筑紫(福岡県 花園予選準決勝 結果)

東福岡 54-14 修猷館
(前半 19- 0)


東福岡はミスが目立ちながらも、結果的に8トライを挙げて勝利。

東福岡はNo8高比良恭介(3年)を中心に高校日本代表候補11名が先発に名を連ねた。また、U17日本代表のCTB深田衣咲(2年)、大阪から入学した1年生のWTB吉田琉晟らもスタメン出場。

修猷館はともに1年から主力を担うPR目原庚之佑(3年)主将とFB塚本航(3年)がチームの中心。塚本はSHやCTBもこなす万能BKで、福岡県代表として国体優勝に貢献(その際はWTB)。また、前チームからレギュラーを張るLO糸瀬敬人(3年)や中川空河(2年)らも中核をなす。今季途中にFWからCTBに移った吉富海人(3年)、WTBからSOとなった沖野傑(3年)にも注目。

東福岡は前半6分にFL三木翼(3年)のトライで先制するも、修猷館の粘り強いディフェンスと自らのミスも相まって、なかなか追加点を奪えない。それでも、2トライを追加し前半を19-0で折り返す。追いかける修猷館は後半開始早々、センタースクラムからのアタックで最後はSH中川空河(2年)がパスダミーで抜け出しそのままトライ。その後、東福岡は8分にラインアウトモールからHO田中京也(3年)、14分には連続アタックからCTB深田衣咲(2年)がトライを挙げると、その直後にはNo8高比良恭介(3年)もトライを追加し突き放す。それでも修猷館は24分にFB塚本航(3年)を起点としたターンオーバーからのカウンターでCTB吉富海人(3年)が意地のトライ。その後も勢いをみせるも追加点は奪えず、逆に東福岡が終盤に連続トライを挙げた。


 筑紫 35-19 東海大福岡
(前半14- 5)


試合をコントロールし、好機を着実に得点に繋げた筑紫が5トライを挙げて勝利。

筑紫はスキルの高いSH中村水飛(3年)主将がチームを牽引。1年時から主力を担うFB久保田創大(3年)が好キックとランでチームを前に出す。U17九州選出のNo8糸山結太(2年)はFWの中心。昨年の全国ジュニア大会の福岡県代表に選ばれた1年生のSO草場壮史がチームの司令塔を担う。

東海大福岡はHO山本悠矢(3年)主将がチームをまとめる。力強いキャリーが魅力のPRウィリアムカストン(3年)や巧みなランが光るFB前山丞(3年)がチームに推進力を与える。U17九州で活躍したLOトゥポウランギ(2年)も注目選手。

序盤は一進一退の攻防が続くも、筑紫が前半11分、敵陣ゴール前に連続アタックで迫ると最後はSO草場壮史(1年)がギャップをついて先制トライ。東海大福岡はその直後にラインアウトモールを押し込んでLO中西朝飛(3年)がトライ。筑紫は17分、敵陣ゴール前スクラムからNo8糸山結太(2年)が凄まじいキャリーで持ち込んでそのままトライ。前半は14-5と筑紫リードで折り返す。後半は開始から筑紫がペースを握る。開始早々に敵陣スクラムからNo8糸山結太(2年)が前進すると、CTB吉田篤史(2年)が走り込んでトライ。11分に再びCTB吉田篤史(2年)がトライを奪うと、16分にもPR野田大耀(3年)がトライを追加し、35-5と筑紫が大きくリードを奪う。東海大福岡はそこから2トライを返したものの、及ばなかった。筑紫はキックでのエリア取りと自陣ゴール前での最後をやらせないディフェンスが光り、好機を確実にトライへと繋げた。2年連続での決勝進出でヒガシに挑む。

決勝は11月11日。

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