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ジャパンラグビーリーグワンの選手に詳しくなろう49〜51

4️⃣9️⃣ LO/FL 片倉 康瑛

東京サントリーサンゴリアス

明治大学中野高校では、2年時の花園都予選では決勝で敗れるも、副将を務めた3年時は、準々決勝からの接戦を勝ち上がり、決勝で國學院久我山と引き分け、抽選の末、同校27大会ぶりの出場を達成。花園では2回戦に進出した。
明治大学では、2年時に公式戦デビューを果たすと、そのままレギュラーに定着。ラインアウトの中心を担い、22年ぶりの大学日本一に大きく貢献した。また、ジュニアジャパンに選出された。3年時も絶対的存在としてチームを牽引し、対抗戦優勝に大きく貢献するも、大学選手権では決勝で対抗戦で下していた早稲田大に敗れ、準優勝に終わった。4年時には副将を務め、チームをまとめ上げ、対抗戦連覇を達成するも、大学選手権では準決勝で優勝した天理大に敗れた。大学の同級生には、No8/FL箸本龍雅(東京SG)、FB/SO山沢京平(埼玉WK)、SO/CTB森勇登(BL東京)らがいる。
卒業後加入した東京SG(サントリー)ではまだ公式戦の出場はない。
ラインアウトの中心を担える存在で、接点の強さとハードワークも魅力。大学ラグビー界のスターのリーグワンデビューが待たれる。

5️⃣0️⃣ PR 小鍛冶 悠太

東芝ブレイブルーパス東京

大阪産業大学附属高校では、2年時からLOの主力として活躍。花園府予選では決勝でその後花園で優勝する東海大仰星に敗れた。3年時には、推薦枠にて選抜大会出場。予選リーグで敗退したが、高校での自身初の全国大会を経験した。その後PRに主戦場を移し、花園府予選では、決勝で大阪桐蔭に惜敗した(7-17)。高校の同級生には、FB/SO松永拓朗(BL東京)らがいる。
天理大学では2年時からレギュラーに定着。リーグ全試合に出場し優勝に貢献、大学選手権では9連覇中だった帝京大を準決勝で破るも、決勝で明治大に敗れた。また、ジュニアジャパンに選出された。3年時もチームの中心として活躍し、リーグ全試合に先発出場し優勝を果たすも、大学選手権では準決勝で早稲田大に敗退した。4年時も引き続きチームを牽引し、大学選手権では分厚い攻撃力で他を圧倒。決勝では昨年度準決勝で敗れた早稲田大に大勝し、同校初の日本一に輝いた。大学の同級生には、PR谷口祐一郎(BR東京)、SH藤原忍(S東京ベイ)、FB/SO松永拓朗(BL東京)、CTBシオサイア・フィフィタ(花園L)らがいる。
卒業後加入したBL東京(東芝)では、2022シーズンリーグワンで主力に定着し、14試合のスタメンを含む16試合に出場した(プレーオフを含む)。
スクラムとコンタクトの強さが魅力で運動量も豊富。持ち味のスクラムにさらに磨きをかけ、本人が語る「一貫性をもったプレー」で日本代表入りに期待がかかる。

5️⃣1️⃣ PR 木津 悠輔

トヨタヴェルブリッツ

全国的には無名校の大分・由布高校出身。
天理大学では、1年時から出場機会を掴み、2年時からレギュラー格となる。3年時には全勝でリーグ優勝を果たし、大学選手権ではベスト4に進出した。また、ジュニアジャパンに選出された。4年時も、全勝でリーグ優勝を果たすも、大学選手権では準々決勝で東海大に敗退した。大学の同級生には、FB/WTB井関信介(神戸S)らがいる。
卒業後加入したトヨタではすぐに主力に定着し、2018-2019シーズンの日本選手権4位、トップリーグカップ優勝に大きく貢献した。2019年にはパシフィック・ネーションズカップにて日本代表初キャップを獲得。また、出場はなかったが同年に行われたワールドカップの日本代表に選出された。2022シーズンのリーグワンでは、スタメン7試合を含む8試合に出場。
6、7月のテストマッチにのぞむ日本代表に招集され、2試合に出場し、安定したスクラムを披露した。
日本代表PR稲垣啓太(埼玉WK)も太鼓判を押すスクラムの強さが魅力。日本代表の3番争いに参戦し、ワールドカップ出場へひた走る。

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