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【2025年2月・今月の珈琲 ・10%OFF!】ブラジル APAS サンジョゼ農園 パルプドナチュラル

#今月の珈琲 ・10%OFF!】

■ブラジル APAS サンジョゼ農園 パルプドナチュラル

微生物農法により低農薬栽培に成功したコーヒー☕️

【スペック】

生産地:ブラジル ミナスジェライス州・サンゴンカーロ・サプカイ地域
標高:1200m
栽培品種:カトゥアイ・その他
精選方法:パルプドナチュラル
スクリーンサイズ:16up
焙煎度:ハイロースト
カッピングコメント:チョコレート・アフリコット・オレンジ

【店主コメント】

プロフィールを先にご覧いただくとおわかりの通り、もともとエスプレッソに適したコーヒー豆と紹介されたせいか、あまり期待していないコーヒーでした。ただパルプドナチュラルのカトゥアイなら、あまり深く焙煎せずともきっと良い味が出るはずだと。
そしてエスプレッソに適した、と謳われているおかげで導入している所が少ないらしいのですが、導入された所のほとんどが、味の良さをフィードバックしているとのこと。ご多分に漏れず当店も「これはイケる」とフィードバックしました。
どうやら不飽和脂肪酸がブラジルらしからぬキレイな酸味となっているのでしょう。焙煎こそ浅いものの、中までしっかり火を通すことでまろやかな飲み口のコーヒーになりました。そしてパルプドナチュラルのお手本となるような軽い甘味。総合点の高いコーヒーと評価します。

【プロフィール】

南ミナス・サンゴンカーロ・サプカイ地域は寒暖の差が激しいマンチケーラ山脈の中にあり、不飽和脂肪酸が豊富な豆を生産する事で有名です。不飽和脂肪酸はエスプレッソに最適なクレマを醸成する事に役立ち、必要不可欠な成分といえます。ブラジル伝統のNatural製法に加えて、生産者のパメラは微生物を活性化させほとんど農薬使用をしない農法で栽培しております。 CO2削減にも役立ちながら、上質なコーヒーを生産する新時代の農法として注目されて
います。

【APAS生産者協会とは】


APAS(Associação dos Produtores do Alto da Serra)
アッパス(生産者協会)生産者数:約60名 約80農園

ブラジル国内品評会の上位常連であるセーラ・ダ・マンチケイラ地域、その中のサン・ゴンサーロ・ド・サプカイ市にAPAS生産者協会があります。

・組合の活動内容
コーヒー品評会
森林保全講習 フェアトレード認定講習
民芸品製造・農村視察ツアー・農薬散布講習・地域の防犯講習

・所在地
ミナス・ジェライス州・サン・ゴンサロ・ド・サプカイ市・フェへイロス地区(セーラ・ダ・マンチケイラ地区)

・組合の歴史・設立の背景
同じ目的に向かう生産者が集まる事により、より付加価値を高める事が可能だと考えました。生活向上の為、コーヒーの品質を上げる事により、より良い取引が出来るよう組合を作りました。(2006年12月11日設立)

・各農園(生産者)の平均栽培面積と平均標高
登録60名合計の農園総面積865 ha コーヒー栽培567 ha
コーヒー栽培567 ha÷農園数80=7 ha. 組合からは約1,200mの報告あり。

・APAS組合で生産されるコーヒーの味わいの特徴(他エリアと比較して)
チョコレート、ベリー系のフレーバーが出る事が多い。酸味は柑橘系。
ブラジルに多いナッツ系のフレーバーは比較的少ない。

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