張り巡る豊かさ。

情報収集とトレーニングの違いについて、考える。
これまで自分は、前者の方法を重視してきた。例えば何かしらの作業を効率化しようとしてその方法を調べたり、新しい取り組み方のバリエーションをさがしてみたり。でも、それらの情報が自分の中に根付いてきたことはあんまり多くない気がした。

自分に定着させるためには、トレーニングが大事なのだろう。言い方を変えると反復して取り組んでみること。効果的な筋トレの方法を調べてもそれを実際にやってみないと、自分のものにはならない。まさにそのままのことであるが、この後者の意識づけが自分のなかには、ほとんどなかった。

情報収集で得られた知見は、あくまでも自己ネットワークにくっついていない点。その点をつなげていくようにネットワークの末端を伸ばしていくためには、何度もやってみることが大事。それがトレーニング。

当たり前のことを言っているのだと思うけど、ことしは実際にやってみる、そして、そこで得られた感覚を大事にしたい。値を伸ばし、貼り巡るように。

あまりにも頭でっかち過ぎたので、今年は身体を使うことを大事にしたい。

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そう。値を伸ばすことに精一杯の数年だったのか。これからは根を張り巡らせるようにしたいのだ。