Synthesize:Blessing our music 1110-2023
おはようございます、福間さん。
今年もまた、ご迷惑かとおもいつつも、ファンレターを書かせてください。
近況報告にも近い、感謝のメッセージのようなものになりそうです。
先日、福間さんに縁のある土地に出張に行ってきました。
11月に、まさかその地に向かうことになるとは思いもよらず、勝手ながら、つながりを感じて体の中が熱くなったことを覚えております。
すこし夜に散歩してみました。
人通りのないシャッターの降りる店舗街のスピーカーから、アニメ系ガールズテクノポップサウンズが 急に聞こえ始め、そのギャップに、どこか”らしさ”のようなものに触れた気がしました。陰りの中にある陽のような、時折福間さんの音楽に通底して感じていた、あの感じに、です。かわいいいたずらにあったようなな気がしました。
この街で過ごされていたのですね。
町並みは、たぶんその頃と大きく違くなっているのだろうと、異邦人である自分でもわかるぐらいでした。僕の街にも、どこの地域でもあるような見慣れた店舗が新しくいっぱいできてました。それでも、時代を超えて福間さんが見ていたものと同じものを僕も見たいと、ほうぼうに一生懸命に目と気持ちを向けていました。焦がれや寂しさとともに、どこかに福間さんの存在感に包まれているようで、不思議な気持ちになりました。ファンの心理って、ほんと面白いですね。勝手に気持ちが動き、都合のよいように考えがめぐります。
ちょっとだけ僕の仕事に関する話もさせてください。
この地で10年ぶりぐらいの再会がありました。未熟だった自分に刺激を与えてくれた、雲の上の存在のような尊敬する方と、です。その方は以前よりも前にさらに進んでいることがわかり、またそれは僕に大きな刺激を与えてくれました。でもやりとりのなかで、ただ圧倒されるだけでなく、すこしなりとも自分の成長を感じることもできたようにも思います。自分で閉ざしかけた道を、この出会いにより、また開くことができそうな予感があります。そのような再会が、この地で、起きるなんて。偶然と言う言葉では片付けたくないですね。福間さんに応援をされていたように感じています。勝手に、感謝です。
最近、福間さんの音楽とつぶやきにであったあの頃から、だんだんと自分が変わってきていることを自覚しています。
僕の中で、福間さんとの音楽との出会った時期の前後で、自分が断裂しているような感覚があります。それはきっと、出会ってしばらくしてコロナ禍がやってきたことがその大きな理由のひとつだと思います。禍中に福間さんの音楽に支えられ、新しい感性の芽が育ち、その流れを大事に生きていたここ数年の自分。しかし最近、それ以前の”自分”がいたことを思い出し始めてきました。見捨てることのできない(だってそれも自分ですから)、不器用なりに頭でっかちに精一杯生きてきた自分を、です。
今、断絶を境目とした”以前の自分”と”最近の自分”が繋がり合うような感じがあります。ただ繋がるのではなく、以前と今の両者が合わさることでより新しいものが生まれるようなような、そんな感じといったほうが正しいように思います。統合されるようなそんな感じです(と、書きながら思ったのですが、これってまさにsynthesizeですね、ふふ。タイトルこれにします)。
今回もまとまりなく長くなってきてしまいましたね。
福間さん、お誕生日おめでとうございます。
福間さんの音楽と存在に出会えたからこそ、そこにまつわる考えや思いをたぐって、今の自分が変容しつづけています。
これから先どのような自分になるか分かりませんが、きっと悪くはないようなそんな予感はしています。
福間さんは、僕の恩人のお一人です。
ありがとう。
これからも、どこかでファンレターをおくらせてください。
いつだって大好きです。
それでは、また。
志乃田たぐる
追伸
数年前にできたらしい、あの駅チカのアジア料理屋さん美味しかったです。
よければ覗いてみてくださいね。
(すでにご存知かもですね。マッサマンカレー気に入りました)
ではでは。
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