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Starterの講師陣をお酒に例えてみた

私が所属しているオンラインサロン「Starter」には講師が数名いらっしゃいます。

サロンの目的が『お酒×メディア』の能力向上ということで、講師の皆さんを勝手に“お酒”に例えた記事を“書いてみた”という企画です。

(サロンの主旨をはき違えた上に、売れないYoutuberの企画みたいなものに巻き込んだ講師陣の皆さんすみません。)

それでは早速はじめます。(五十音順)


まずはSAKE Journalist・木村咲貴さん






奈良県は油長酒造

代表銘柄は風の森

よく知らない時に買った風の森
今も純米大吟醸あんまり見かけない

① 「ビギナーも玄人も唸らす」

木村さん:
記事の性質にもよるが、専門用語に依存しない文体でビギナーにも優しい。
一方で切り込むテーマは、ごん太なものも多く、玄人や日本酒関係者をも唸らせる。
直近だと「日本酒と女性」をテーマにしたものが記憶に新しい。

風の森:
ぴちぴちとした微発泡で、すーっと喉を通る爽やかなお酒の印象が強い。
私自身、日本酒飲み始めたころ飲食店でおすすめされて、うまっ!ってなった記憶がある。
一方でαシリーズというコンセプチュアルなテーマに挑戦するシリーズもあり、マニアも引き摺り込んでしまう。

② 「コスパ良過ぎ」

木村さん:
Starterは毎月、セミナー、実践形式のトレーニング、ゲストの講演などのいずれか、もしくは複数が展開され、会員からもそのパフォーマンスに対する会費の安さが話題に挙がることがある。(月額3000円)

風の森:
味わいの人気もさることながら、四合瓶で1200円台のものもあり、コスパが良過ぎるというレビューを見かけることも多い。

③ 「剣菱」

お酒で例えてる中、違うお酒登場

木村さん:
言わずと知れた剣菱フリーク。今年(24年)の2月には参加者の持ち寄りの熟成剣菱会を個人で主催したにも関わらず、なんと蔵元まで参加される事態に。

風の森:
同じく今年イベントを開催を検討した際、「それならば剣菱・白樫さんと一緒にやりたい」とオファーをしたほど。剣菱の白樫社長は快諾し対談が実現した。

双方とも剣菱に対してとてもリスペクトがありそう。

ということで木村咲貴さんは風の森でした。


続きまして、お酒とビジネスの編集者・クリーミー大久保さん。






秋田県は稲とアガベ醸造所

代表銘柄は交酒・花風

こう見えてホップが入ったクラフトサケ

① 「キャッチー」

大久保さん:
noteで発信されている記事はコミカルで、キャッチー。
日本酒って何を知ってればいいかわからないという方は、このnoteから入ってもいいかもしれない。ディープなネタも結構あるけど、個人的には難しさよりもコミカルさ=面白さが勝るnoteだと思っています。

稲アガ:
クラフトサケ全般に言えることだが、フルーツやハーブなどの副原料が加わることにより、キャッチーな飲み物になっている。
クラフトサケから日本酒へ入っていく流れはこれから増えていくと思う…というか、そうであってほしい!

どちらも日本酒への入り口になりうる存在だ!


② 「緩い」
大久保さん:
“クリーミー”大久保って響きがかなり緩い。

稲アガ:
代表の岡住さんのメルマガタイトルが「ふわふわタイム」だったり、最近オープンした宿の名前が「ひるね」だったり、なにかと緩いものが多い。


③ 「どぶろく」

稲アガの定番商品にはどぶろくもある。
では大久保さんのどこにどぶろく要素がって?
どぶろくって「クリーミー」じゃん。

…お酒に例えてみたなんて所詮この程度の精度です。


④ 「福岡」

大久保さんも岡住さんも福岡県出身。余談ですが私も福岡出身なので、お二人には勝手に親近感を抱いてます。

ちなみに大久保さんは「クリーミー」名義ではない本業の方で稲とアガベについて取材されています。
この記事は緩さの欠片もなく、稲とアガベのことを非常によく知れる優良記事なので、気になる方は是非ご一読を。


クリーミー大久保さんは稲とアガベでした。

続きまして、SAKETIMES編集長・小池潤さん






新潟県は菊水酒造、

代表銘柄は、ふなぐち一番しぼり

缶に入った日本酒

① 「新潟」

小池さんは新潟出身で、菊水酒造は新潟の蔵。

② 「アクセスの良さ」

小池さん:
SAKETIMESは日本酒webメディアの最大手として、日本酒情報を幅広く取り扱っている。
日本酒に関する用語を調べるとSAKETIMESの記事がトップに出てることもあるほどアクセスが良い。

菊水:
メイン商品の菊水ふなぐち一番しぼりは、近所のスーパー、コンビニ、ドラッグストアなどで目にするとても身近な商品。

③ 「着こなし」

小池さん:
メディアなどで小池さんをご覧になったことがある方ならご存知かもしれないが、小池さんは柄シャツを愛用されている。理想は1週間日替わりで揃ってる状態らしい。
「柄シャツって難しそう」と私は思うのだけども、小池さんはそんな柄シャツを見事に着こなされている。

菊水:
上記の菊水ふなぐち一番しぼりの特筆すべきところは、容器が“缶”というところ。
日本酒における缶というのは異端とされてきたらしい(今も主流ではない)。
そんな缶という素材を見事に“着こなし”、長年売れ続けている。

ということで小池潤さんは菊水でした!


お次はバイリンガルタレント・児玉アメリア彩さん。






福島県は仁井田本家

代表銘柄は、しぜんしゅ

写真はつきや酒店限定

① 「二刀流」

児玉さん:
日本語と英語のバイリンガルとして国内外で活躍されている。
外国人向けのイベントで司会をされたり、Starterの中でも英語で日本酒のことを伝えるセミナーを開催いただいたりしている。
英語で日本酒の普及に努めている方は相対的に多くないと思うのでとても尊い。

仁井田本家:
“しぜんしゅ”をはじめとした仁井田本家のお酒は、冷やして良し、温めて良しと二つの武器をもっている。…常温もよし、熟成もよし。
ぶっちゃけ二刀流どころではない。


② 「アーティスティック」

児玉さん:
日本酒のみならず、お芝居やダンスにも精通されており、役者として舞台やドラマなどに多数出演されている。
ダンスではYoutubeの「踊ってみた」総再生回数が1,000万回を超える(Xのプロフィールより)など相当の腕前。

仁井田本家:
蔵元の妻で“女将”と呼ばれ親しまれている真樹さんは、イベントで本格的なジャズピアノを披露されるなどアーティスティックな一面を持っている。


③ 「ファンとのつながり」

児玉さん:
Starterの他にも日本酒コミニティ「こだまサロン」を主宰し、ファンの方とも身近なコミュニケーションを取られている。

仁井田本家:
「にいだの感謝祭」では地元のみならず、全国からファンが集まるらしい。
また、地方のイベントに出店する際は現地のファンがスタッフとしてお手伝いされていることもあるらしく、ファンと強固な関係を築かれている。

ということで児玉アメリア彩さんはに仁井田本家でした。


最後はSAKE Street編集長・二戸浩平さん






こちらも福島県の大和川酒造店

代表銘柄は弥右衛門

写真はつけたろう酒店限定

① 「辛口と余白」

二戸さん:
SAKEStreet(以下サケスト)は「酒蔵の労働環境問題」など辛口な内容にも果敢に切り込むメディア。そしてそのテーマ性は読み手の方にも考える余白を与えてくれる。
サケストの記事は感想・意見をSNS上に書きたくなるという話を聞いたこともある。

大和川酒造:
看板商品は弥右衛門・純米辛口。こちらは辛口のお酒ではあるものの、柔らかい旨みも感じ取れるなど味わいの幅が広く、一言で辛口とは言い切れないところがある。
飲み手側に味の解釈の余白を与えてくれるようなお酒。

② 「甘口」

二戸さん:
上記の辛口とは対照的にサケスト(主に店舗ページ)にはとてもコミカルな甘い記事もある。
例えば「【AI vs 人間】日本酒カクテル対決!」

大和川酒造:
もう一つの看板商品はカスモチ原酒。こちらの日本酒度はマイナス20。口当たりもとろみがあり、とても甘―い。

この剛柔併せもった感じがいいね。


③ 「地酒屋こだま」

東京の大塚に店を構える「地酒屋こだま」さん。店主の児玉さんが「こだまチューニング」(誰かから聞いたワード)した自家熟成酒が豊富にある。
そのコレクションの中からセレクトされたものが振舞われる2階の「こだまのねんりん」も人気を博す。(行ったことない。行ってみたい!)

二戸さん:
元々こだまさんで数年間働かれていた。
現在も大塚のイベントの時にお手伝いをされたり、サケストの周年イベントでは児玉さんがスピーチをされたりといった関係性みたい。

大和川酒造:
こだまさんでオープン当初(2010年)から取り扱いがある。


以上です!!


とまぁこんな感じで、人と日本酒を雑に重ねてみたんですが、日本酒ってこんな遊び方もあります。

皆さんも日本酒を飲みながら「これ、〇〇さんっぽいね」と思いをはせてみてはいかがでしょうか。


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