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「趣味は何ですか?」
そんな質問があるあるランキング上位に上がりそうな合コンには一度しか行ったことがないし 私のことを少しでも知る人はそれに馴染めないことを理解してくれると思う。
それでも“趣味”について聞かれることは生活の中で意外と多いよね。
いつも当たり障りなく「音楽が好きで休日はよくライブハウスにいますね〜」と答えて場を白けさせる。
私が音楽を好きになったのはいつだったか。両親はB'zからレベッカまでよく家で音楽を流していた。あとはユーミンとかSAKEROCKとか。だから源ちゃん(友達みたいに言うな)がまさか大女優と結婚したと聞いた時は会社帰りに駅から歩きながら嬉しくてちょっぴり泣いてしまったよ。
いわゆる歌謡曲からギターロックまで割と触れ合いのある家庭だったのだけど 私の幼少期の趣味断トツの一位は読書だった。
齢が一桁の頃は重松清、湊かなえそれに東野圭吾。“お話”が好きで それから思春期に入り 中村文則と村田沙耶香の虜になった。沼落ちという単語の方がしっくりくるだろうか。そこで私は“言葉”が好きだと気が付いてしまったのである。流行りのmbtiで言うところのINTP あれはまさに私だし 同時に人生詰んでいるよなとも思う。
ダラダラと書いたけれど 言いたいことは一つでDOUBLIVINGのプラグレスワンマン『イン・ザ・リビング vol.1』が最高だった。心が震えてそれが身体にも移り震動する感覚を初めて味わったのです。
私はヨシダレオさんのつくる音楽が何よりも好きだし 重ねて聴く度に紡がれた言葉に心を奪われる。愛してやまない彼の言葉をダイレクトに喰らった時間を生活に昇華させて生きたい。
最近は幸せなんてまっぴらごめんだみたいな態度を取らざる得ない事象が続いていて 変な話もう終わりでいいかななどしょうもないことを考えていた。ただの根暗が面倒臭い根暗になってしまっていたのである。その原因たちは解決しないし私自身も全快する気はまだしていないけれど 小さな一歩を踏み出す勇気をくれるような夜がありました。
バカデカ感謝を。コーヒー 美味しかったです