結果が出ている時と出ていない時の大きな違い。
結果が出ている時と出ていない時の違いはなんだろう。そんなことを少し考えてみました。
今回は店長目線でブログを書いていきます。
僕は店長になってもうすぐ10年になります。過去に4店舗を担当していて、良い時もあれば悪い時もありました。良い時はお店が入っているモールや会社から表彰され、悪い時は吊るし上げられ胃が痛むことも多々ありました。
結果が数値化される仕事の場合、それはどの業種でも起こりうることだと思います。
そんな中、僕は一つの答えにたどり着きました。
良い店長ってのは「結果を出せる店長」のことだと。
結果を出せるか出せないかで周りの環境は大きく変わります。
実際に僕が体験した内容をここにまとめます。
結果を出せなかった時に起きうること。
・売上が上がらないので、一緒に働いてくれているスタッフの給与は上がりにくい。
・モールや本社での数字報告で常にワースト店舗に名前が入りメンタルがやられる。
・結果を出せない人と言われ、次のチャンスをつかみにくくなる。
・最悪、店がなくなる。スタッフもいなくなる。お客様にも迷惑をかける。
これは全部体験しました。無力感に押しつぶされ泣きながら帰ったこともあります。どんなに頑張っているとアピールしても結果が出ていないと説得力はありません。
いくらスタッフに優しい店長と言われても、コミュニケーションが取れていると言われても、結果を出せないと店は無くなるしスタッフの職が無くなる可能性もあります。これらの経験を踏まえて仕事に対する意識が変わっていきました。
僕は売上がなかなか上がらない時、いろんな対策をしてきました。
・今ほどSNSやHPの活用ができていない時だったので、チラシを1日に200〜300枚配り、近所へポスティング。
・近くの雑貨屋や銀行、眼科へ挨拶回りをして自社の老眼鏡とチラシを置いていただけないか交渉。
・買上率を上げるために社外の接客研修に参加して、本を読み自ら実践してスタッフへ教育。
・各売り場ごとの販売本数を毎日チェックしたり、通行量と来店率、客層などを分析してVMDを見直し。
他にも色々やってきたと思いますが、パッと思い出したことを書いてみました。
結果を出せてない時はなぜ結果が出ないのかを考えて分析して、毎日実行と検証を積み重ねることでしか状況は良くなりません。飲み屋やオンラインで愚痴ったりしているしている暇はないです。
僕は毎週これらのデータを上司に報告して、少しずつ状況が改善していることをアピールし続けていたら売上も上がっていきました。
結果が出だしてから変わったこと。
・スタッフの給与を上げてもらいました。(目標値を3ヶ月連続達成したら、スタッフの給与を上げるように事前に交渉をしていました)
・他店舗の店長を兼任することになった。
・他店舗のスタッフ教育を任せてもらえるようになった。(店長とトレーナー業務を兼任)
・任せてもらえる仕事が増えて、新しいことを学べる機会が増えました。
・お店の雰囲気が明るくなった。
目に見えて大きな結果を残せた訳ではないですが、少し結果が出るようになっただけでもこんなに変化がありました。
現在、僕が働いているエリアには素晴らしい店長がたくさんいます。ずっと結果を出し続けている人、入社数年で大型店で結果を出している人もいます。僕がかっこいいと思っている人はみんな結果を出しています。今は出ていなくても、結果を出すために本気で取り組んでいます。
良い時もあれば悪い時もあるので、今後もしっかりと日々の業務や数字と向き合って仕事をしていこうと思います。