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#長崎サポいわき遠征 はじめていわきに行ってみた。〜浜を照らす光の輝きは想像を超えていた〜
おはようございます。
こんにちは。
こんばんは。
さて、今回は長崎サポーターとしてはじめていわきに行ってきた内容を書いてみようと思います。
一昨年、昨年、今年と福島ユナイテッドのある福島市、会津市には行きましたが、いわき市は初。
実は、昨年も秋田の試合で行く予定でした。チケットも取っていましたが、家庭の事情で断念し行くことができませんでした。1年越しの念願のいわきの感想を忌憚なく書いていこうと思います。
今回の遠征は、いわきの前日にあったもう一つの私の推しクラブ、ジュビロ磐田の試合があった柏に宿泊し、その翌日に私の友人の最寄り駅からいわきを周り、試合当日と翌日にいわき市内を観光したものになります。
行く前に抱いていたいわき市、いわきFCの印象
いわき市といえば?と聞かれたら、私が抱いていたのは東日本大震災を乗り越えて強くなった街と、美しい海のイメージ。
それは二年前、J3リーグ1年目にして優勝というセンセーショナルな活躍を早くも残したいわきの優勝した次の試合で訪れた相模原。
目に飛び込んできた横断幕に目を惹かれた。
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今でも思い出す東日本大震災。福島の人間ではないけれど、当時高校生だった私も当然、忘れることはありません。こうして私が綴っている内容を読むのも辛い人がいるかもしれません。
この弾幕には、その時の思いもこもっているんだなーと、胸に大変来るものがあります。
そして、いわきFCの発展のスピードはあまりにも早く、発展の形も他にはないもので遂げていったイメージ。
強くなるために選手の補強(Jリーグで戦力外になった選手を集める)というよりも、まずは練習場やクラブハウスを下部にいるときから着手し、環境を整えた。これを最初に知ったときの驚きは忘れられない。もちろん、そのやり方で成功しているのがなおさらすごいのだが。アンダーアーマーや「ムキムキ💪」のイメージもその時からついていたのかな。
前述したとおりにJ3を一年で卒業したり、その前の下部リーグ時代も少ない年数で突破している凄み。成績的には、昨年の初挑戦のJ2リーグで巻き込まれた残留争いが「初めての挫折」だったように感じるぐらい、極めて順調にクラブの歩みを進めているように見える(もちろん中の人たちは相当苦労しているのは想像に難くない)。
ハワイアンズスタジアムいわき
いきなりこんなことを書くのはあれだが、まず言いたい。
あなた達にはこのスタジアムは狭すぎる。
というのは、ディスりではない。褒め言葉である。
いわきFCは私達の想像を、いや、いわきのサポーター自信も驚いているかもしれないが、驚くべきスピードでサッカーの結果を出し、サポーターの数もそれに比例するように増えていった。それにこのスタジアム規模がもう追いつかなくなっている。
それを著しく感じさせたのが、先日のアウェイの仙台戦の動画であった。
WE ARE IWAKI FC🔴🔵#iwakifc #いわきFC #Jリーグ pic.twitter.com/HUsap7RyhV
— いわきFC (@IwakiFcOfficial) August 31, 2024
めっちゃサポーター増えてる。
そしてめちゃくちゃ楽しそうだし。
そして、今回もスタジアムにつくやいなや感じたこと。
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人ぎっしり。
えげつないハマドリのガチャ列。
明らかに想像を超えていた。
もちろんこの試合が「ハーマー&ドリースペシャルDAY」と銘打って行われたこともあり、いつもより人は多くなるとは聞いていたが、驚きを隠せなかった。
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ピッチ上のスタンドは、NACK5スタジアム大宮より低く、いわぎんスタジアムよりは大きい、といったところか。個人的にこのコンパクト具合は好き。ただ、バックスタンドの導線がちょっと通りにくそうだな、と感じた。
ホームのゴール裏は決して広いとは言えないが、ぎっしり埋まり赤く染められた。鹿島や浦和のような人数ではなくても、やはり「赤」のチームの圧は世界共通。いわきの場合は旗を持っている人が多いため、ぎっしりの空間に旗の圧が加われば鬼に金棒。ホームらしさは存分に感じることができた。
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試合中はあいにくの雨、というより土砂降り。
不思議な現象だったのだが、雲と雨の境目ができたように、いわきのゴール裏だけ強い雨が降り、長崎ゴール裏はまだ弱い、というような時間帯もあった。屋根はほぼないので、観戦時の雨対策は必須。
ハマドリはさらに進化を遂げていた
そして、近くで見るのは先述の相模原以来2年ぶりとなったマスコットの「ハーマー&ドリー」、通称ハマドリ。
デビュー年から新人の頃の松坂大輔のように(野球で例えるな)鮮烈なデビューを飾っていたが、サポーターも増えたとなるともちろんその人気もさらに上昇。
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これら写真見ればわかると思うけど、とにかく一挙手一投足が凄くて目が離せない。
巷で似てると評判の東京ドロンパ(FC東京)もそうだけど、とにかく限られた時間で周りの人を笑顔にさせる力と人が多くても気を配る優しさは圧巻だった。
今回は主役の扱いだったこともあり、特設ステージのショーもたくさんの人だかり。しかも、少し遅れてその輪に後ろから見守っていたアウェイサポーターの私にも申し訳ないほど優しい(笑)見たかったら全然空いてるスペースで見てよいのですよ。。
甲府とか横浜FCもそうだが、サポーターに愛されるマスコットのショーには人の多さとMCの方との抜群のコミュニケーションの良さがある。ハマドリも例外なくそうだった。見ている人のいじりやガヤにも的確にツッコんで笑いを取れるのはなかなか簡単なことじゃない。
最後には得意のダンスで魅了し終了。幸せな空間がそこにあった。
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試合会場に関してはここまで。
この次からはいわき市内に回ったところを書いていく。
いわき市のダイニングバー CHEKA(チェカ)
試合後に長崎勝利の美酒を味わったのはこちらのお店。英国風のダイニングバーであり、アウェーサポーター大歓迎なところが嬉しい。
私の旅の醍醐味かつルールは「戦うのはピッチの中だけでいい」。というわけで、たくさんのいわきサポーターと語り、飲み、お互いの相手サポーターに思うことを質問し合う時間は日付が変わる前まで続いた。。
店内には歴代や現所属選手のサインや、シャーレのレプリカ?等も展示されており、いわきサポーター定番の場所にもなっている。奥に常連客のように鎮座する巨大なハマドリも微笑ましい。
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勝ったときのビールがこの世の飲み物で一番うまい
塩屋埼灯台・いわきマリンタワー
試合翌日は2つの灯台とタワーから、いわきの海を眺望した。
1899年に作られたという長い歴史のある塩屋埼灯台は、東日本大震災も乗り越えたまさに「浜を照らす光」である。灯台を登る前には、故美空ひばりさんの石碑も建てられていることでも知られている。
100段以上の階段を登ると海の景色を眺めることができるが、当日は立っているのもやっとなぐらい(あともう少し風強かったらおそらく登れなかった)の猛烈な強風。当日の天候にはかなり左右されるかも。
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そして塩屋埼灯台からさほど離れていない位置で車でも行きやすい位置にあるいわきマリンタワー。三崎公園の景色があるため、塩屋埼灯台よりも海と自然の調和を感じられる景色が360度楽しめる。景色がいいときは太平洋が一望できる。灯台よりも風の怖さはないため、高所が怖い方はこちらのほうがおすすめかもしれない。
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道の駅 よつくら港
この日のお昼はここで。
先述したバーでいわきサポーターにおすすめのご飯を聞いたところ海鮮と言う方々が多かったため、友人の経験も含めてこちらで頂いた。
ただ、海鮮以外にも豊富な種類のメニューがあったため、迷いに迷った中、豚角煮釜飯をチョイス(長崎っぽいものでもあるし)。注文してから25分待たされたが、釜めしは確実にできたてが美味しいと思っていたので逆にプラスに捉え待つことに。
味はもう本当に美味しかった。角煮の柔らかさや中の野菜も温玉も全て合う。最高でした。
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もちろんラーメンや海鮮丼など、本当になかなか決められない豊富なメニューがあるので、行かれた方もぜひ迷ってほしい。
そして、ここまでに行った3つの場所は全て海沿いを車で走り、震災から新しく復旧された堤防沿いを進んでいく道のりでした。
テレビでしか見たことのなかった津波の映像でしたが、この堤防を乗り越えてきた津波は相当なものだったのだろうと想像できました。いつかは行きたいと思っていた、一部ではあるけれどようやく目にして足を踏み入れられたこの地。この道の駅にもおそらく震災から1年経った日までに記された希望のメッセージが書かれていたり、そういったものを目にしてまた今を生きることの素晴らしさや幸せを感じられた場所でした。
いわき市石炭・化石館 ほるる
今回私が行きたい!と強く希望を出したのはここ。ハマドリのモチーフとなった「フタバスズキリュウ」をはじめ、恐竜の骨格や炭鉱の再現展示がある博物館である。
多くの恐竜の骨格は迫力満点で、一部は触ることもできる。子供の頃恐竜の図鑑を読むことが好きだった私はあの頃の気持ちを思い出し、純粋に楽しむことができたので子供にもきっと楽しめる場所である。ヴィヴィくんも連れて行きたかったなと(笑)
炭鉱の展示に関しては地下にエレベーターが「あえて」暗くなるという演出も加わり、そこで働いていた方々がどのように過ごしていたのか、どんな作業をしていたのかを展示や場所によっては再現された声付きで見ることができる。
余談だが、先日別の遠征で群馬に行き富岡製糸場も見学した。古き日本人の文化や苦労をこういったサッカーの遠征で見て感じることは、ぜひ一人の日本人としてもいい勉強になると思うので行くのをおすすめする。
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日本でどんな石炭や石があるかも学べる
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いわきFCパーク
いわきFCのクラブの歴史を語るには外せないのがここ。坂道を登って建物が見えた瞬間の巨大さに圧倒される。
サッカーグラウンドやトレーニング施設はもちろんのこと、カフェやオフィシャルショップ(いわきだけでなくアンダーアーマーの商品も多く揃っていた)や、1Fには駅によくある「街ピアノ」のようなピアノも弾ける。
周りの静かな場所の中に大きくそびえ立つこの建物はサッカーに集中でき、なおかつ新興クラブとはいい意味でかけ離れた違いを生み出していた。でもそれでここまで成功しているのだから素晴らしいなと思わせられる。
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旅の感想
まず、今年の6月に行った会津であったり、過去二回訪れたとうスタ(福島ユナイテッドのホーム)もそうだが、改めて思う。
福島県はでかい。
けど、それぞれの場所でしっかりとした顔や名産品や場所の良さがはっきりしてるのが本当に素晴らしいなと。
今回のいわき市は車で巡ったけれど、割とコンパクトな場所を行けたと思っている。もちろんハワイアンズや温泉街などまだまだ一般的な有名所はあるけれど、試合翌日(前日の場合もある)に行くには非常に周りやすく優しいコースで楽しめるのはありがたい。
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また行きたいなと当然思うわけだが、次回電車のみで行くときには、温泉などにも行ってみたいな。
そして、いつの日か訪れるであろう、いわきFCのトップリーグへの挑戦も楽しみに待っています。このクラブは確実にそう遠くない時期にもっと発展するに相応しいと思うので。
そのときは、新しい立派なスタジアムになっているかな?