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【コラボ】YouTubeコラボをした結果、チャンネルにどのような影響を与えたか効果検証してみた。

こんにちは!YouTuber康太です!
現役プログラマで実の兄の健太とタッグを組み、YouTuber専用のコラボマッチングサイト「TagTeam」を制作。

健太

2020年10月のリリース以降、既に100人以上のYouTuberの方にご登録いただきました! ご興味があれば是非覗いていただけたら嬉しいです!

それでは本題です。

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一般的にコラボによる効果は、「それぞれのファン(視聴者)が、コラボをきっかけに移動するため、視聴者数と登録者数の増加に繋がる」と言われています。

YouTube公式のWEBスクール「クリエイターアカデミー」でも“登録者数の増加に繋がる„ と説明されていますね。

ですが、それってホントでしょうか?
コラボ動画投稿の前後をアナリティクスを基に説明している記事はあまり見かけません。

そこで今回は、僕がコラボを実施した時のアナリティクスをご紹介し、次の4つの問について、自分なりの答えを出してみようと思います
※収益公開に繋がるため、具体的な数値は非公開にしています。

●「視聴回数」はどのように変化するのか?
●「登録者数」はどのように変化するのか?
● コラボによって「収益」は増えるのか?

★検証するYouTubeコラボの概要
今回は、2020年に実施した以下のコラボ動画より調査してみます。

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それでは、アナリティクスを基に自分なりの答えを書いていきます。

●コラボにより「視聴回数」はどのように変化するのか?

〔結果〕コラボ動画投稿日から10日ほどかけて、ゆるやかに視聴が伸び、約2.5倍に達したあたりで維持されています。トラフィックソース別では、「YouTube検索」「関連動画」「外部」からの流入にプラス影響が見られました。

➡視聴回数(トラフィックソース別)推移グラフ

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僕は最初、コラボ動画投稿直後の一時的な急増(A字衰退)を予想していましたが、結果は違いましたね! ゆっくりと増えていく動きを見せました。 これは、コラボに伴う※良質な行動データにYouTube(Google)側が反応し、「YouTube検索」や「関連動画」で上位表示されたことが要因と考えます。コラボを通して、視聴回数のアベレージを大幅に増やすことができました。

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ご存じの通りYouTube側の「ミッション」は「たくさん視聴される人気動画」を多くの視聴者に届けて、広告収入を得ることです! そこで、YouTubeは、良い動画と悪い動画を判断し、良い動画のみを視聴者の目につくようにします。
ですが、現在のYouTubeは「毎分500時間以上もの動画がアップ」されており、分別は困難です。そこで、YouTube(Google)側は、「ある一定の条件」を設けて良し悪しの動画分別をしています。「ある一定の条件の具体的な内容は、YouTubのみぞ知る」ですが、コメント・高評価・チャンネル登録、そして「他YouTubeチャンネル視聴者からの移動」が「良質な行動データ」と言われおります。

●コラボにより「登録者数」はどのように変化するのか?

〔結果〕コラボ動画投稿後、微増はしているものの直接的な大幅増加はなかった。

➡登録者数推移グラフ

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とは言え、コラボ動画投稿後、5日ほどは登録者が増えていますね。 これは僕の推測ですが、コラボ相手の登録者(ファン)の方がご厚意でチャンネル登録をしていただいたと考えます。 コラボをすると不思議なもので「(自分の動画よりも)相手のコラボ動画で良い結果が出てほしい!」と感じるようになります。僕もSNSを使って自分の時以上にプロモーションを行いました。

● コラボによって「収益」は増えるのか?

〔結果〕コラボ動画投稿日から10日ほどかけて、ゆるやかに視聴が伸び、約2.5倍に達したあたりで維持されています。

➡収益変動推移グラフ

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基本的に視聴回数に近い推移を辿っていますね。 「収益額=収益発生CM表示回数×広告単価」なので、当たり前と言えば当たり前ですが!  YouTubeでは、「12月・3月」は広告単が高くなりやすいため、1月1日から少し下がっているのは、広告単が通常に戻ったことが影響していると考えられますね。

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これは、広告を出す企業の決算が関係しています。YouTubeアドセンスはYouTubeに広告を出している企業から広告費をもらい、その一部をYouTuberに報酬として支払いますよね!つまり、企業の広告予算が多ければ多いほど、YouTuberに支払われるお金も多くなります。日本の企業では、12月と3月が決算日が多く、この時期に余った広告費予算を使い切ろうとしますので、結果的にYouTube収益単があがるのですね。

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今回のコラボは、まとめるとこんなこんな感じでしょうか。

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特に、コレボを実施すると毎回感じることは、コラボ相手との「信頼関係」が生まれると言うことですね! 僕も毎回コラボの時は、自分のチャンネルの宣伝をそっちのけで、SNSを使って「相手のチャンネル」の宣伝を必死にやります! 「コラボはトップYouTuberになったらやるもの!」「登録者が増えないとコラボの意味がない!」そんなイメージを持っている方もまだまだ多いですが、登録者10名でも100名でも1,000名でもチャンスがあれば積極的に行うことをおすすめします!

しめ

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