死者と対話 その②
続きです。
A氏は私との再会をとても喜んでくれているようだったのでホッとした。近くにあるベンチに腰をかけて少し話そうと言うことになった。
私は会わなかった間に起きた出来事を夢中になって話し続けた。A氏は黙って聞いてくれた。話の途中でA氏のお葬式の時の話になった時に、急にA氏がこの世の人ではない事に気がついた。
少し気まずいと思ったらA氏は名残惜しそうに、そろそろ出発の時間だと言った。後40分か4時間後かに乗り物が出発するらしい。
A氏には亡くな少し前に彼女が出来ていたので、残り時間は彼女と過ごすつもりなのかもしれないと思って物凄く寂しい気持ちになった。
でも出発時間まで一緒にいようと言ってくれた。残り時間を私と過ごしてくれる事が本当に嬉しかった。
と、ここで目が覚めました。
目覚めた時は、再会の嬉しさで心が一杯でした。
私達はケンカして仲直りする前に、A氏は亡くなっています。
『夢の中での再会で思ったこと』
○ライオンズゲートの時期だって強く意識したから夢に出てきたのかも
○死んだ人が近しい人の場合、中々夢に出てこないって言うのは本当だと思う
○死んだ頃と同じ姿だった
続きます。