死者との対話①
去年の8月、ライオンズゲートが開いてる時期の事です。星占いは好きなので、8月にライオンズゲートが開いている時期はあの世とこの世の境目が薄くなっているらしい。そんな風にちょっと意識はしていました。
私には20歳の頃に狭いコミュニティの中で数ヶ月の内に4人の知人が亡くなった事があります。4人は全員男性で20代前半から30代前半、死因に関連はありません。
その中で2人目に無くなったのは、知人と言うよりもっと親しかった時期(2人で過ごす時間が長く信頼していた)のある人でした。名前はA氏とします。
亡くなってから、20数年経ちますがA氏が夢に出て来たのは初めてだと思います。
一年前に見た夢ですが、今でも細部まで鮮明に記憶しています。
場面は夜中の山頂、宇宙船のような飛行機?UFO?が数台待機しており出発を待っている。
沢山の人達が出発前に準備や積み込み作業、これから出発する人見送りに来ている人もいる。
映画で見るアメリカの空軍が戦地に飛び立つ為の準備をする為の野営地のような場所。でも緊張感はない。
私は人混みの中からA氏を見つけて走り寄った。A氏の亡くなる前に私はA氏から嫌われてしまっていた事を急に思い出して、拒絶されるのではないかと一瞬不安になった。
でもA氏は私を見ると、笑顔で私の方へ近づいてきた。
続きます。