わいの気になるアンドロイドスマホ
どうもタギリストです。前回は音楽についてお話しましたが今回はスマホです。なんだそのピンポイントな話は。とお思いでしょうが、実は昔から家電好き。やまーだまだまだ♪の呪縛にハマりつつも何時間も家電を見ていられるくらい電気屋で時間を潰せます。
最近は家電も何でもデジタルになりやがって専門知識が多くてチンプンカンプンなところもありますが、スマホはなんか違うんですよね。特にiPhoneという白い巨人が市場を席捲しているのを見るとandroidは個性で勝負の世界。
同じような形状ながら様々な違いを表現してくるandroidスマホ。HTCやOPPOといったスマホを使ってきた私は「国産は高いけど信頼できる」といった形骸化した意味の無い信頼よりも、未知の馬鹿馬鹿しいような機能やスタイルに魅力を感じるようになりました。
ここでは私が気になっている、そして自分のスマホとして購入したandroidスマホをご紹介します。
Nokia 9 Pureview
Nokiaと言えば世界的な携帯電話メーカー。日本でもファンが多かったが、イメージとしてはこんなデザイン。
今から20年ほど前。世界的にNOKIAの携帯はヒットし、出来る男を演出する為にビジネスマンはNOKIAを身に付けた。日本でも国産品とは一線を画すデザインが受け、使いやすさよりも見た目重視でスーツのポケットに入れていた人も多いのではないだろうか。
その後スマートフォンの普及と共にNOKIAは衰退する。12個のボタンが全面に配置されている事がNOKIAのステータスだった。しかし、画面が全面を占拠するスマホの流れをNOKIAだけではどうする事も出来ず、Windows Phoneへと活路を見出すものの1人負け状態となった。そしておくればせながらスマートフォンへと着手したNOKIA。
そのNOKIAスマホの9代目となる(多分)機種が Nokia 9 Pureview である。
かつての「わてがNOKIAでっせ!」というデザインのベクトルをどう間違えたのか、全面に2つ背面に7つのカメラ穴をつけるという狂気の沙汰。ビバ・フィンランド。多分背面の2つはライトと深度センサーだろうからカメラ自体は7つという事になると思うがそれでも多い。説明文を読んでいてもどれが何のカメラだか良く分からんがそれこそが興味をそそる。
実際カメラをスマホであまり撮らない僕には関係ない。ただ見た目だけの問題。無駄なモノが何より素敵、と思ってしまう。
2年半前くらいに発売したのだが、snapdragon 845と800番台のCPUを搭載。AnTuTuベンチマークスコアでいうと36万点くらいはいくみたいだから、最新のsnapdragon 888ほどハイスペックとはいかないが、普段使いなら問題ないレベル。
Android 9がプリインストールされているがAndroid 10にグレードアップ出来るとの事なのでまだまだ現役で使えそう。ディスプレイ内指紋認証やNFC(おさいふケータイ)にも対応していると一応書いてある。さらにディスプレイには割れにくいゴリラガラスを採用。バッテリーが3320mAhというのが少し心もとないが、18Wの急速充電と10Wの無線充電に対応している。重量172gと最新のスマホが高機能・軽量化の道を模索している事を考えれば軽めの重量で疲れにくいかもしれない。
やはりNOKIAの携帯電話というイメージからは遠く及ばないが、唯一無二の特徴があるNokia 9 Pureviewはコレクターの触手が伸びる端末だ。
ただ、AliExpressで45,637円と割高な価格。2年半前のスマホは普通だったらもっと値下げしていてもおかしくないのだが、そこはNOKIAという事もあるし希少なスマホだという事なのだろう。ただ、技適マークが無い端末は総務省への申請が必要なので自己責任で。なので私は買いま・・・・・・せん!
Oukitel WP15
日本ではあまり馴染みのない「タフネススマホ」というジャンル。日本では京セラの「TORQUE」というシリーズが有名です(しかし価格は8万円代後半)。
アウトドア仕様といいますか、外で雨風にさらしても壊れないという多少乱暴な使い方をしても大丈夫というスマホ。
中国市場では人気があるのか、数か月に1台のペースで新しいタフネススマホが発表されます。
その中でもこのWP15という機種は何とバッテリーが15600mAh。
IPHONE13でさえ3227mAhですから約5倍のバッテリー容量を誇ります。
しっかり5Gにも対応していてROMが128GBでRAMが8GB、と十分な仕様になっています。
CPUがDimensity700というAnTuTuベンチマークスコア30万点ほどのモノで、ハイスペックでは無いが、普段使いなら十分と言えます。
そして最大の特徴はIP69Kという高い圧力の水を当て続けても大丈夫という防塵・防水性能をクリア。水没など全く怖くありません。オススメはしませんが水で普通に洗っても問題ないレベル。
ただ、リアカメラが4800万画素、フロントカメラが800万画素と最近のスマホに比べるとあまりハイスペックでは無いので、写真をガンガン撮る人向けでは無いが、たまにしか写真を取らない人はこれで十分な性能。動画もフルHDで、最近のスマホでは珍しくない4Kには対応していない。
AliExpressで35000円ほどで販売しており、他にない個性的なスマホを求める方にオススメしたい一台となっています。日本の技適マークも取得しており、僕も余裕があれば欲しい機種ですが、なんせ480gという普通のスマホ2台以上の重量を誇っている為、ズボンのポケットに入れるとズボンごとずり落ちそう。メインのスマホにはちょっと考えられないかなぁ。
UMIDIGI BISON PRO
WP15ほど重くなく、リーズナブルなタフネススマホがBISON PRO。
BISONシリーズは同時に何機種も出ているが、PROが他のBISONシリーズに比べるとスペック的に普段使いに適していると思われる。
防塵・防水機能はWP15と同じIP69K。バッテリー容量も5000mAhと普通のスマホとしては十分な容量。
リアカメラ性能は4800万画素とWP15と変わらず、ごく標準と言えるがフロントカメラは2400万画素とWP15よりもセルフィの性能は良い。
このスマホは非接触のデジタル赤外線温度計を装備しており、コロナ禍ならではの便利機能という点では嬉しいものとなっている。
CPUはMediaTek Helio G80。あまり性能の良くないHelio P60を搭載している安価なスマホが多い中華スマホだが、G80はAnTuTuベンチマークスコア20万点ほどの性能なので、スペックが高いとは言えないものの、コスパに優れたモデルと言えます。
5Gには対応しておらず4Gですが、まだ5Gエリアが限られている日本では5Gモデルを高値で買うよりも、4Gモデルを買っておいて5Gが広まってきてから5Gモデルを考えるという買い方で良いのではないでしょうか。
4GB128GBと8GB128GBの2種類がありますが、約3千円の差なので8GB128GBの方をオススメします。値段はAliExpressで21000円ほど。
少し前はブルース・リーを彷彿とさせるイエローがあったのですが、(たしかブルース・リーモデルみたいな売り方していた)人気ですぐに売り切れてしまい、黒とグレーしかない模様です。
realme GT Master Edition
僕が今回イチオシするのがこのスマホ。OPPOの子会社であるrealmeのスマホ。中華スマホといってもOPPOは日本でも実績があるので、その子会社という事で多少安心感があります。
しかも、見た目が超クール。ブラック、ブルー、グレーの3色展開なのですが、スーツケースのような凸凹デザインはこの写真のグレーのみ。グレーを選ばない手はありません。
このスマホの一番の特徴は65Wの急速充電。なんと100%になるまで33分しかかかりません。夜に充電しながら寝るというよりも、朝起きて充電してご飯を食べて会社に行くまでに充電完了!という感じ。4300mAhといままで紹介したスマホでは一番小さい容量ですが、日本で売っているスマホとなんら遜色ない大きさです。
さらに、いままで紹介したスマホには搭載されていない有機ELディスプレイを搭載。しかも120Hzの高リフレッシュレート対応。要するに1秒間に120フレームという滑らかな表現力で、特にゲームなどプレーする際にとてつもない威力を発揮。360Hzのタッチサンプリングレートを誇り、操作性も申し分ない。
カメラもOUTカメラが6400万画素、INカメラが3200万画素とワンランク上の性能。動画も4K対応しています。
CPUは snapdragon778G。AnTuTuベンチマークスコアはおよそ53万点でこれだけあればほとんどの操作に困る事はないでしょう。
これが5G対応で6GB128GBのモデルがAliExpressで約35000円。これだけのスペックのスマホを日本で探したら倍以上はするはず。残念なのはゲーミングスマホなのにスピーカーがモノラルだという事。それ以外ではあまり文句のつけようがありません。
POCO X3 PRO
しかし、僕が今回購入したのはこちらのPOCO X3 PRO。なぜイチオシを買わなかったのかというと、やはりステレオスピーカーが欲しかったから。いままで持っていたスマホはモノラルだったので、どうしても音の違いを感じたかったのです。やはりステレオスピーカーは迫力と音の広がりが違いました。
POCOは最近日本でも徐々にユーザーが増えてきたXIAOMIのサブブランド。POCOには上位モデルのF3(約4万円)下位モデルのM3(約2.1万円)M3より少し性能の良いCPUを搭載したM4(約2.5万円)があり、X3は中位モデルとなります。
カメラ性能はrealme GT Master Edition に比べると劣り、リアが4800の万画素、セルフィが2000万画素。ただし、映えを気にするタイプではないので写真機能は重視しませんでした。でも動画は4K撮影もできます。
CPUはsnapdragon860搭載でAnTuTuベンチマークスコアはrealme GT Master Editionよりわずかに高い約54万点。ただ、1万点くらいの差は体感的には全くわからない範囲なので同等性能と言えるでしょう。ちなみに5Gには非対応です。
ディスプレイは有機ELではなく液晶ディスプレイですが、120Hzのリフレッシュレートにしっかり対応。240Hzのタッチサンプリングレートにも対応していてrealme GT Master Editionほどではありませんがゲーミングスマホとしても満足いくスペック。
バッテリーは5160mAhで33Wの急速充電に対応。実測時間はわかりませんが、1時間も経たないうちに充電は完了してしまうので僕には十分です。
僕のモデルは6GB128GBで値段はAliExpressで約25000円で購入しました。しかし今は8GB256GBのモデルしか無く、約32000円となっています。それでもrealme GT Master Editionより安い。
国産で3万円を切るスマホって限られてきますし、そのほとんどがローエンドモデル。値段は変わらずミドルレンジの性能が手に入るのは嬉しい限り。「安かろう悪かろう」の時代はもう終わりつつあります(もちろん怪しいスマホも沢山あるので見極めが必要ですが)。
見た目はrealme GT Master Editionのほうがカッコいいですが、AliExpressでついでにケースも購入したので外観は無視(シャア専用MS的なケースを買いました)。スペックで比べると好みの問題になるのでは。しばらく使っていても全く問題なく利用できています。
おまけ:デュアルSIM運用
ちなみに、SIMは楽天とmineoの2枚を使って楽天を通話専用として0円で運用、mineoは1GBのデータSIMで1.5M速度制限で使い放題1265円。家でWIFIを使っているので、携帯の通信料金は月々1265円しか掛かっていません。1.5Mの速度制限と言っても、YOUTUBEの動画もDAZNでさえも混み合う時間帯でなければ問題なく視聴できます。
自分のキャリアの周波数に対応しているか確認しよう
中華スマホは日本の周波数に対応していないものもある為、docomo(Band1など)、au(Band18など)、softbank(Band3、Band8など)、楽天(Band3)などの電波を掴むスマホかを確認する必要があります。ちなみに今回紹介したスマホは日本で使えるはずです。しっかり自分のSIMに対応しているか自己責任で確認してください。
詳しくは以下のリンクを参照してください↓↓↓
しばらく僕のスマホ環境はいじらなくても大丈夫そうですが、ガジェットに興味は尽きませんので、ちょくちょくお得な情報があれば記事にしていきたいと思います。
皆さんも少し知識は必要ですが、隣の人と同じようなスマホは止めて、個性的なスマホを手に入れませんか?
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