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診断士活動との「関わり方」をイメージする

『企業内診断士の輪を広げる「楽しい」ブログ』。今回はタガがお送りします。
私の周りでは少しずつ桜が咲き始めています。みなさんの周りはどうですか?

昨年の試験に受かって実務補習を終えた方にとっては、診断士活動の場を探し出すシーズンかと思います。診断士協会や支部、研究会などの活動紹介は見学会も毎週のように行われていますね。

さて、診断士になって間もない時によく言われるアドバイスが、「とにかくいろいろなことに挑戦してみる」ということ。実際、私も1~2年目は研究会、支部活動等、様々な活動に関わらせて頂きました。

とはいえ人間、時間にも体力にも限度があります。興味があるからといって全ての活動に参加することはできません。また、参加してはみたものの、自分には合わなかった…ということも、時々起こります。

そこで、自分に合った活動先を検討する際に、あらかじめこんなことを考えてみると良いのではないかと思います。

・将来目指す方向性はどこか。(独立? 副業? 企業内で活かす?)
・自分の強み、得意分野は何か。伸ばしたい能力、分野は何か。
・診断士活動にどのくらい時間と労力を割けるのか。
・活動の短期目標をどこにおくのか(スキルアップ? 人脈づくり? 実務実績づくり?)
・本業とのシナジーを目指すのか、そうでないのか。   ・・・etc.

このあたりがぼんやりとでも見えていると、診断士活動との「関わり方」もおのずと固まってきます。

・本業&家庭優先。自分のペースで出来る範囲で緩く長く活動したい。
・診断士活動を通して今の自分の仕事と関連するスキルをもっと磨いて、本業に活かしたい。
・独立を目指して、実務経験を積みつつ、仕事に繋がる人脈を作りたい。

世間にはたくさんの研究会、マスターコース、その他活動の場がありますが、活動方針や雰囲気、上下関係の厳しさなどはさまざまです。自分に合った関わり方をイメージした上で活動の場を選んでみるとミスマッチが少ないかもしれません。

☆おまけ:去り際も大事
いろいろなことに挑戦した後、どこかのタイミングで活動を絞り込む必要がでてくることもあるでしょう。そんな時は、去り際もキレイにしておきたいですね。
自由な雰囲気の研究会などだと、だんだん参加頻度が減り、連絡への反応もなくなり、いつのまにか音信不通…という人も稀に見かけます。仕事ではないので関わり方は個人の自由、という考え方もあるかもしれません。ただ個人的には、社会人なんだから一言くらいあってもいいのに…と思ってしまうこともあります。
広いようで狭いのが世間です。診断士であるかなしかに関わらず、人との関わり方にも誠実でありたいですね。


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