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仲間内での『キャリアツッコミ』から得られたこと

こんにちは。タガックスです。

先日、武井編集長の記事でチラっと触れられていましたが、先日、私たちメンバーが所属する『企業内診断士の輪を広げる「楽しい」チーム』の定例会で、『お互いのキャリアにツッコミをいれるワークショップ』が開催されました。
その名の通り、各メンバーが自分のこれまでのキャリアを振り返ってまとめたものを持ち寄り、参加者同士でお互いのキャリアについてざっくばらんにツッコミ合う、という企画です。
私自身、これまでも何度か、自分でキャリアの振り返りをしたり、キャリアアドバイザーの方に相談をしたりしたことがあるのですが、正直あまり納得感が得られたことがありませんでした。
ところが今回、ワークショックをやってみてとても納得感がありました。ということで今回のブログでは「『仲間内』にキャリアを突っ込んでもらうことのメリット」について書いてみようと思います。


1.自分のキャリアを「素直に」振り返られる


思えば、これまでにキャリアを振り返った時の目的は、転職を考える、診断士活動で提出する経歴書を作るなどケースでした。そのようなケースでは「赤の他人に見られる&それをもとに自分の価値を判断される」という前提があります。すると、キャリアをまとめる際にも「この経験はマイナスになりそうだから伏せておこう」「本当の成果は10だけど12くらいに書いておいた方が得かも」など、いろいろな邪念が入り込むことになります(笑)。ということで、これまではなかなかありのままを振り返ることはできていなかったように感じます。
しかし今回は、相手がお互い気心の知れたメンバー同士ということで、ネガティブな経歴や、自分にとってはわざわざ書くほどのことでもない経験や資格なども、「ネタとして」抵抗なく表に出すことができました。洗いざらい棚卸しができたことで、自分のキャリアの整理ができたように思います。

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2.自分を深堀できる

遠慮なく突っ込まれることを想定すると、否が応でも自分のキャリアを深堀して考えるようになります。なぜその道を選んだのか、なぜその決断をしたのか、なぜあの仕事は嫌いでこの仕事は好きだと思うのか…。いろいろなことを考えたり思い出したりするうちに、自分の傾向や軸が見えてくるような気がしました。
私自身は、新卒からずっと同じ会社に所属しており、担当業務もほとんど変わったことがないため、キャリアを振り返る際にはだいたい「数行書いたら終わってしまう」というのが悩みでした。ですが今回、「なぜ長く続けていられるのか?」を考えこんでみたときに、表面的な「その仕事が向いているから」という感覚から、「人と接することが多い」「同時並行の仕事があるから飽きない」など、分解して考えることができた点は大きな進歩でした。

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3.客観的な視点で見てもらえる

メンバーにあれこれツッコミを受ける中で、「今までの経歴と、タガックスさんのいつもの行動を見ていると、今後はこんな可能性もあるんじゃないですか?」などのアドバイスをもらいました。書面上のキャリアだけでなく、普段の行動やお付き合いの中で見えている部分を材料にしてコメントをしてもらえるのは、仲間内ならではのメリットです。普段の自分を知っているからこそ、外面の付き合いからもう一歩踏み込んだ、素に近い自分の強みや特徴を踏まえたうえでズバズバ言ってもらえるのはとてもありがたかったです。

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自分で自分を客観的に振り返るのは難しい。でも赤の他人にあれこれ言われてもいまいち信用できない…。そんなひねくれた私にとって、適度な距離のつきあいのメンバーから「客観的に」かつ「遠慮なく」なんやかんや言われることは、素直に面白かったし、数多くの新しい発見がありました。
ご自身のキャリアの振り返りがうまくいかないと感じている方は、ぜひ一度、身近な人(それも複数人)にキャリアをツッコんでもらうとよいかもしれません。

↓ ↓ ↓ 武井編集長の記事はコチラ!


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