「細く長いつながり」のありがたみ
こんにちは。企業内診断士のタガックスです。
実はここのところ、このブログの順番が回ってくるたびに、ネタに困って頭を抱えています。
その理由は、診断士らしい実務をほとんどできていないからなんですね…。
理由はいろいろあるのですが、一番は社内異動で仕事が変わったことです。
今までは比較的、診断士の知識を活かしやすい部署にいたのですが、異動により担当業務ががらっと変わりました。それにより、診断士とリンクする仕事が減り、なによりも新しい仕事を覚えるので精一杯で診断士活動に時間を割きづらくなってきたのです。
というわけで今年度に入ってからは、昨年頂いた案件の続き(ほぼクローズ)を少しお手伝いした以外は、実務としてはほぼゼロ状態です。
研究会への参加もあまりできていないような…。(異動先ではまだ新米で、予定をコントロールしづらいので…。)
このまま行くと診断士活動からフェードアウトしてしまうのでは? と、不安がよぎることもあるのですが、そんな中で私を診断士活動に繋ぎ留めているのが、かれこれ5年続けている、支部の部活動です。
若手会員向けのイベントや企画を担当する部に入っているのですが、そこで定期的に割り振られる仕事が私にとって、診断士活動との繋がりをキープするのに役立っています。
入部してからもう長いので慣れもあり、ひとつひとつの業務が大きな負担になることはあまりありません。仕事によってはほぼルーティンでこなせるものもあるため、本業がいっぱいいっぱいな時でもなんとか続けられています。
やっていることは必ずしも診断士的なものでなく、中には地味な仕事もそれなりになるのですが、「診断士のコミュニティで自分の役割があること」「活動を通して他の診断士と接点を持てること」が、今の状況の私にとってはかなりありがたい機会となっています。
協会・支部の部活動はポイントもつかず報酬も出ないので、「なんでわざわざやってるの?」と聞かれることがあります。私も、あまり深く考えずに入ったので「(自分は納得しているけど)そういわれるのももっともだよな…」と思っていたのですが、ここにきて自分なりの恩恵を受けている気がします。
新しいことにどんどん挑戦していくのも大事ですが、細く長い繋がりも大切にして行きたいと思ったのでした。