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自分の『強み』ってなんだろう

 
先日、つい最近診断士登録をしたばかりの方と話す機会がありました。
企業内で勤務しながら診断士の仕事を紹介してもらうにはどうしたらいいか?と相談されたので「自分の得意分野や強みをアピールしてはどうでしょうか」とお伝えしました。
 
職種、経験してきた業務、得意分野、所属する業界など本業の仕事に紐付いた強みはもちろん、「(経験はないが)この分野に興味がある」「こんなことに挑戦したい」などの興味関心や、「平日フレキシブルに動ける」などの働き方のスタイルも、案件に結びつくきっかけになるのではと思っています。
 
とはいえ、診断士登録から7年経った自分自身を振り返ってみると、自分が診断士になったときに「強み」にしていたものは、今ではあまり強みとしてアピールできていないと感じています。その理由は…
 
●転職や部署異動で仕事が変わる
仕事が変わったからといって、それまでに得た知識や経験が無くなることはありません。ですが、その仕事との接点が減ることでトレンドについていけなくなったり、 知識を更新する機会が減ったりするため、自信をもって「私の強みです」とは言いづらくなってきます。
●自分よりもっと詳しい人が現れた
毎年、試験に合格して新しく診断士になる人がいます。その中には、その分野について自分より遥かに詳しくて経験が長い人も出てきます。
●自分では「売り」だと思っていたが、ニーズがない
診断士活動の役に立つのでは、と思って勉強して身に付けたものの、あまり相乗効果を発揮できていないものもあります。
●その分野に興味がなくなる
そういうこともあります。人間なので。
 
「これが自分の強み!」と自信を持って言えることが少なくなると、なんとなく診断士活動へのモチベーションも下がってくるような気がしています。
 
企業内診断士は、診断士活動をしなくても生活に困ることはありません。
だからこそ、モチベーションの維持が大切だと感じています。
 
診断士活動における自分の強みをもう一度ちゃんと考えてみよう…と思った診断士7年目の秋でした。
 

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