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診断士活動のお誘いがきた! でも本業もそれなりに忙しい…。どうする?

 第2周目を迎えました『企業内診断士の輪を広げる「楽しい」ブログ』。今回はタガがお送りします。
 前回書いた時は「果たして読んでくれる人いるんだろうか…。」と不安だったのですが、予想以上に多くの方に読んで頂き、嬉しい限りです。
 これからもよろしくお願いします。

 さて、今日のテーマは「本業が忙しい時に、診断士活動の依頼がきたらどうする?」です。
 企業内診断士である限り、本業と診断士活動の両立は避けて通れないテーマです。特に悩むのが、本業がそれなりに忙しい時に、診断士活動のお誘いを受けること。声をかけて頂けることは本当にありがたいのですが、中途半端に引き受けて迷惑をかけるわけにもいかないし、どうしたものか…。
 そんな時、私は次の3つの点を考えて、受けるかどうかを決めています。

★その1.『その仕事の経験があるか?』
 まず考えるのは、その仕事(または似た仕事)の経験があるかどうかです。一度でもやったことがあれば、仕事量や、かかる時間の見積もりが立てられますし、どのプロセスで苦戦しそうか、なども予想できます。
 一方、全く経験のない仕事は、自分にとってはチャレンジであり、どのくらい負荷がかかるか予想が立てにくいです。他の人の意見を参考にする手もあるのですが、得意不得意は人それぞれなので、参考になるかどうかは運次第でもあり…。時間面でも労力面でも制限のある繁忙期は、チャレンジは控えめにしておいた方がいいかもしれません。

★その2.『スケジュールの融通が利くか?』 
 企業内診断士である以上、どうしてもスケジュール面の制約の多い案件は引き受けづらくなります。「週〇回、顔を合わせて打合せをする」「ヒアリングは平日のみ」など、決められた日時の予定を空けなければならない案件は、本業が忙しい時は避けた方が無難です。
 その点、「打合せは原則メールのみ」「単独での作業がメイン」など、スケジュールの縛りの少ない案件であれば、本業の合間をぬって仕事を進めることができ、忙しい時でも比較的進めやすいです。企業内診断士で執筆活動をしている方が多いのは、もしかしたらこのあたりも原因なのかもしれないですね。

★その3.『代わりの人を見つけられるか?』
 3つめは相手視点での話になりますが、「もし自分が断ったら、代わりを探すのにどのくらい苦労するだろうか?」を考えることにしています。参加にあたって条件があり、あてはまる人が他にいなそうな場合は、できる範囲を伝えた上で部分的に引き受けたり、どうしても難しい場合は他に出来そうな心当たりのある方を紹介したりしています。
 企業内診断士として活動していくには、人間関係はとても大事。お誘い頂いた方のお役に少しでも立てるように…という視点は普段から心がけています。

★おまけ。『予定は未定!』
 今まで、いくつかの案件に参加する機会を頂きましたが、総じて感じるのは「予定は未定」。セミナーや補助金応募など、締切が確定している仕事を除くと、仕事の期間が当初の予定から伸びてしまうケースは珍しくないように感じます。繁忙期に入る前に終わる予定だったのにスケジュール通り進まず、結局、繁忙期のまっただ中に最終報告…なんていうことも過去にはありました。万が一の場合に備えて、柔軟な対応力も必要ですね。

★最後に
 診断士活動は、企業内診断士にとっては「副業」の位置付けになる場合が多いです。ですが、仕事を依頼した側の方にとっては、本業・副業は関係ありません。依頼されたことはきっちり最後までやるのが診断士…というより社会人の責務です。いろいろチャレンジしたいという気持ちと、依頼主のために責任を持って引き受けること、この2つのバランスをうまくとりながら活動していきたいなぁ…と思っています。

 次回以降、まだネタは決まっておりませんが、思い付いたテーマで何か書かせて頂きます。
 「このネタで書いてくれ!」等のご意見がございましたらお知らせくださいませ。無理のない範囲で(笑)お答えしたいと思います。
 それでは、ごきげんよう。

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