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ERA、EMMA、ALICE検査について

来週受けるトリオ検査について、自分の備忘録としてまとめたいと思います。
私の行っているクリニックでの例です。

ERA(子宮内膜着床能検査)

女性の10人に3人はズレているという着床受容期を調べる検査。
胚移植をする最適な時期は、初回の膣座薬を開始した時間から120時間プラスマイナス3時間と言われていますが、着床受容期がズレていると異常のない胚を移植しても、胚は内膜に接着しないそうです。
いわゆる「着床の窓」がいつなのかを調べるのがこのERA検査です。

〈検査方法〉
ホルモン補充周期にて子宮環境を作り、標準着床期に内膜組織を採取→スペインのアイジェノミクス社にて検査→約3週間後に結果到着
※24時間以上のズレがある場合などは再検査となります。
子宮内膜の着床能に関連する248個の遺伝子発現レベルの分析ができるとの事です。

〈ERA検査時のホルモン補充について〉
胚移植時の方法と一緒です。
月経3日目までにエストラーナテープを開始し、4枚を1日おきに交換。テープ開始から11日目にP4チェック+内膜厚チェック。問題なければ翌日の12時〜14時の間にルティナス開始。その5日後にまた内膜厚をチェックし、問題なければ内膜組織採取となります。

〈検査結果の統計〉
下図の様に45,000例のうち37%が非受容期(約3人に1人!)つまり着床の窓が合っていなかったという事です。
非受容期のうちの87%は胚移植の時期が早かったという結果です。
そして正しい受容期に胚移植をした場合の妊娠率は25%増加したとの事です。

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○私が検査を受ける事にした理由
・7、8月の胚盤胞移植がかすりもしなかった。グレードも良いものがあったのに涙
・AMHが引くぐらい少ないから、一個一個の移植を大切にやりたい。
・生理周期が長い、排卵までも長い体質なので着床受容期ももっと遅いのかも?という疑問がある。

EMMA(子宮内膜マイクロバイオーム検査)

子宮内膜の細菌の種類と量を調べる検査。
子宮内の乳酸菌の割合は着床・ 妊娠に関係しています。
子宮内膜にラクトバチルス菌が多いほど子宮内膜を悪玉菌から守ってくれて、ラクトバチルスの割合が高いと妊娠・出産率が高いそうです。
ラクトバチルス菌は90%以上あるのが理想ということなので、一旦やめてたサプリを再開することにしました。

ALICE(感染症慢性子宮内膜炎検査)

不妊症、不育症の原因となる「慢性子宮内膜炎」を起こす細菌を調べる検査。 
検出された病原菌の結果によって、治療に必要な抗生物質などが提案されるようです。EMMAとALICEは単独では検査ができないのでセットでやる必要があります。
ALICEの情報だけ少ない。。w

○EMMA、ALICEも受けることにした理由
・単純に1回の検査で色々わかるからやってしまえ〜。
・ERA単体だと13万、3つ検査すると18万、5万違いならやっちゃえば〜と夫が。(金銭感覚がおかしくなってる)
・内膜の細菌についても知りたいし、慢性子宮内膜炎の検査も受けていないのでやってみたい。

このトリオ検査周期はタイミング・人工授精・体外受精、胚移植を併用することはできないので結果が出るまで待ち遠しくなりそうです。
もし再検査になったらさらに1周期検査期間になるので、今年移植するとしたらあと1回くらいかなぁという感じです。(卵も一個しかないし^^;)
でもERA検査後に妊娠している方が多いとクリニックからもお知らせがあったので、それを信じてやってみようと思います!

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