子宮内膜症治療の日々
2019年の始めから毎月排卵前に高熱を出し、CRPが20くらいまで上がり、白血球も上がり、2回程入院していました。
その時は抗生剤の点滴で何とかしのいだのですが、根本原因がわからず。。
不妊治療のクリニックでも原因はわからず、毎月凍結胚移植に向けて、クロミッドを飲んだり、エストラーナテープを貼ったり、自然周期に変えてみたり、、
色々試行錯誤したのですが、いつも移植直前で高熱になりキャンセルしていました。
あまりに良くならないので、婦人科疾患をしっかりと検査してもらえるよう、大きな病院でMRIやら卵管造影検査をやりました。
(過去に24歳でチョコレート嚢腫と34歳でなぜかの腸閉塞で手術歴あり。内膜症は酷い方だと思います。)
結果、前の手術の影響で癒着しており、腹水が溜まっていて、おまけに卵管は両方とも閉鎖。
左の卵管には沢山水が溜まっているという状態でした。
卵管留水症の場合、着床しても卵管に溜まった水が受精卵を流してしまう可能性があるから、体外受精の成功率を上げる為にも両方の卵管を摘出した方が良いという説明を医師から受けました。
おそらく排卵期に女性ホルモンが増える事によって卵管に溜まっているものや癒着が刺激されて、熱やCRPが上がっていたとの事です。
不妊治療でホルモン補充したりクロミッド飲んだりしてたのでより悪化したのだと思われます。
自然周期でも熱は出ました。。
すごーく辛いけれど、私も旦那も原因がやっとわかってよかったね。。と言っていました。
原因がわかればあとは治すだけだし、大事な胚盤胞を無駄に移植しなくてよかった。
と前向きでした。
そして、3年前初めて胚移植したときに5週目位で自然流産し、その直後に腸閉塞になったのですが、その理由も大体わかりました。
それは「異所性の子宮内膜症」だろうと言うことです。
子宮内膜組織が小腸に発生し、腸閉塞になった可能性が高い。。という事でした。
私の今までの人生、子宮内膜症に振り回されてるなー。。
こんなに大変な病気だとは思いもしなかった。軽く考えてたなと。
今回の卵管留水症も子宮内膜症によって引き起こされた可能性がとても高いのです。
そして卵管留水症を治すために、腹腔鏡手術で両方の卵管を取ることになりました。
右の卵管は水が溜まってなかったのですが、造影検査で通っていないことがわかり、今後左と同じ悪さをする可能性もある為、取ってしまう事にしました。
卵管を取る=体外受精でしか子供を授かることが出来ない。
これはもう仕方ない事だなと思いました。
既に、体外受精は始めていたので、私はあまり自然妊娠に未練がなくて良かったかもしれません。
そして手術の予約をしたのですが、なんと4ヶ月以上待ち!!
私と同じ様な良性の婦人科疾患を抱えている人がとても多く、婦人科疾患の腹腔鏡手術が出来る施設も少ないと先生に言われました。
手術待ちの間、リュープリンという擬閉経のホルモン注射を毎月打ち、生理を止めていました。
せっかちな私は待ってる期間かなりヤキモキしたけど、この時間は無駄にならなかったと思います。
なぜならこの注射のおかげで熱が出なくなり、卵管の腫れを最小限にする事ができたから。
その結果、手術時間も予想より早く終わり、術後の経過もかなり順調でした。
ただリュープリン注射は副作用のホットフラッシュがなかなかキツかったです。
仕事での打ち合わせ中や電車のラッシュ時にいきなり大汗かいたり、去年の夏の猛暑日は顔がずっとビチョビチョでした
色々ありましたが、今年の1月に手術は成功し、4月にやっと生理が再開しました。
リュープリン注射は効き目が強くて、やめた後も3ヶ月くらい生理が止まってて、ちゃんと来るのか不安でしたが、良かった、、!
赤飯でも炊こうかなってなぐらい嬉しかったです笑
排卵期にも熱は出ないし、生理痛もほとんどなくて、まずは一安心しました。