発動!〜アベノマスク8000万枚再配布〜
個人的には今年の流行語大賞の最有力候補である『アベノマスク』。
家庭向けには既に配布が終わったようである。しかし、介護施設や障害者福祉施設、保育所などには新たに8000万枚を「これでもか」とばかりに押し付ける模様だ。
そもそも、このマスクについては不要論が圧倒的多数だと断言しよう。
何故なら、私以外に着用している人をみた事がないからだ。
配られる施設にとっては『ありがた迷惑』でしかないように思う。
今は私の考えが杞憂である事をただ願うばかりである。
巷では、配布されたマスクは「あれがダメだ」「これがよろしくない」だの言われているが、果たしていかがなものか?私が実際に使ってみた率直な感想を以下にまとめてみた。
アベノマスクを使用した感想
1、蒸れる
2、洗濯機で洗うと形が崩れる
3、乾きづらい
4、縮む
やはり、使い勝手はあまりよろしくない。
それぞれについて、簡単に触れてみたい。
1、蒸れる
マスクの性質上、中で蒸れるのはある程度仕方ないところであろう。
しかし、これは度を超えている。
なにせ、薄い布が15枚ほど重なって作られているのだ。
これからが夏本番、熱中症を助長するだけのように感じる。
2、洗濯機で洗うと形が崩れる
洗濯ネットを使えば解消されるのかもしれない。
しかし、その行為自体が面倒であり、ストレスがかかるので私はやらない。
もし、民間でそんな手抜き商品を作ったとしても、市場には見向きもされないであろう。「長く使い続けたいなら、大切に扱え!」政府からのメッセージであろうと受け止めてしまうのは私の穿った見方なのかもしれない。
3、乾きづらい
なにせ、15層構造である。
使用したのが梅雨時だったから、2日間干しっ放しでも生乾きなのだ。だから、丸一日干したマスクがどうもカビ臭い。
「洗えば繰り返し使えます」配布当初はそんな言葉を添えて各家庭に配布されたような気がするのだが、気のせいかな・・・
とにかく、そんな状態のモノを好んで使おうとは全く思えない。
4、縮む
これは予想していた通りなのだが、縮むペースの早い事!
3回も洗えば、口と鼻を同時に覆う事が不可能なくらいになっていた。
なぜマスクを使うのか?
言うまでもなく、感染症を防ぐため。うつさないためだろう。
たった3回の洗濯で感染リスクが上がるのであれば、全く話にならない。
結論
家庭レベルでも不要の長物と化した代物である。
多くの人に対応する必要がある現場にこのようなモノが届いても困るだけだろう。
そもそも誰も使っていない、需要のないモノを税金使って送付しようという発想自体が恐ろしい。
ワクチンの開発費に充てた方がよっぽど有意義だと考えるが、私の戯言なのだろう。