【中学受験】すきま時間は何の勉強に使う?
プロ家庭教師として20年やってきて、指導のために訪問した際に「宿題もできませんでした」「塾の宿題もやってません」と言うお子さんがけっこういます。
学校から帰宅して自分が来るまでに何してたの?と聞くと、「着替えておやつ食べて座ってました」「友達とラインしてました」などなど。その時間はどれくらい?と聞くと「10分、いや、15分くらいかなー」と。
こういう時は、一緒に作った間違いノートを読み返して時間を測らせます。
「何ページ読めた?」「5ページです」
「5ページ読むのに何分かかった?」「10分くらいかな」
そう、彼らは、勉強時間というのを1時間とか2時間とか大きな枠で捉えていて、10分や15分といった「すき間時間」的な短い時間を勉強時間から切り捨てており、うまく活用してないのです。
5分でも10分でもできることはたくさんあります。
・算数の分からなかった問題を1問だけ考えてみる
・間違いノートの通読
・漢字の練習
・社会の地名の暗記
などなど。
すき間時間に多大な期待はできないので、すぐに切り上げられるないようの勉強に充てるのをお勧めしますが、チリも積もれば山となるで、大いに効果を発揮します。