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アウトローな自分がミスコンに出た話【自己紹介】

私は昔から思ったことをすぐ行動に移す癖がある。よく言えば勇猛果敢、悪く言えば猪突猛進。やれることは全部やるし、「やらない後悔はしない」は自分の信条でもある。

私は、“経験”が人生の濃度を決めると思っている。今最も重要なのは“どれだけの経験を今この瞬間に詰めるか”ということ。「失敗するかも」なんて考えてる暇あれば挑戦すればいいし、たとえ失敗したところでそれも今後の人生の糧となる訳だからマイナス要素なんてひとつもない。


はじめまして。

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竹内えりかです。慶應義塾大学法学部に通っていて、ミス慶應2020に出ていました。しかし、今は「ミスコンに出ていた」だけの一般女子大生です。

わざわざそう表記するのは、私は、人間は自身を過大評価したら向上心がなくなってしまうと思っているから。人間は、満足してしまうとそれ以上の成長がない。

このようにnoteに記しているのも、自分の思考を取りこぼして自身の向上心を忘れることをしたくないから。そして、この記事を見て読者の皆さんがなにかを感じてくれたら嬉しい。

今回は、ミスコンに出た経緯と私の信条について書こうと思う。


とりあえずやってみよっと。

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はじめにも書いたように私は、思ったことをすぐ行動に移す癖がある。それ故、中高では部活、生徒会など自分ができそうなことは全てやり尽くした。

でも、小中高一貫女子校だしやれることやり尽くしたとは思うけどなんだかつまらないなあ…このまま大学生になって本当にやり切ったと言えるのであろうか。

「人とはちがう何かやりたい、周りから突出したなにかを身につけたい。」

唐突に出てきたその感情に私は猛烈に駆られ、友人がやっていて影響力を持っていそうなInstagramでとりあえず自分を発信することにした。今思えばそれがミスコンに出るひとつのきっかけとなったのかもしれない。

ミスコンなんてキャラじゃないじゃん

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大学に入り、サークルの代表を務め、進級し、友達も大勢できて正直その生活に当時の私は満足していた。やってみたいことは多いけど学生だし忙しいしこのままでいっか。いやでもなあ…

「物足りない。でも何が足りないかわからない。」

そう思っていた矢先、たまたまアイドルオーディションの予選免除のスカウトが入った。あ、自分表舞台に立ってみたいかも。でもそこまで顔良くないし迷うなあ。とりま友達に相談するか。

「せっかくならミスコン応募してみなよ。大学生のうちしか応募できないんだし。」

友人からの言葉を受けミスコン応募してみるのはありだと思った私はなんとなーーくGoogleフォームでエントリーを済ました。私はミスコンっぽくないし、どちらかと言えばミスID系だから受かんないだろう。特技も適当に綺麗に側転ができることって書こう。

そして、コロナの自粛期間やサークルの新歓活動で忙しく、ミスコンに応募していたことすら忘れていた私は、エントリーしたことを親にも周りの友達にも話していなかった。


アナウンサー志望の子に謝りなよ(笑)

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そんな矢先、ファイナリストに選ばれたという電話がかかってきた。「信じられない。私が?」という気持ちが大きく、運営にも「え、ファイナリストって後何回予選ありますか?」なんて聞いてしまった。

ファイナリスト決定を公表した時、周りからの声は厳しかった。

「お前ミスコン出るの?キャラじゃないね。」「ブスじゃんウケるんだけど。」「アナウンサー志望でファイナリストなれなかった子達に謝りなよ。」

これがミスコン出場が決定した時に投げつけられた言葉だった。自分自身もファイナリストに残れると思っていなかった舞台でのこの言葉に私は酷く傷ついた。しかし、世間から見たらそれが当然だろう。たしかに今までのミスコン出場者で“派手髪”で、“清楚ではない”人はいなかった。そりゃあ「ミスコンらしくない」と言われて当然だ。わたしも清楚系に寄せるか。うんうん。社会の風潮にのった私は髪色を暗くした。

うん……?死ぬほど似合わんくないか?

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どこの若手起業家(それも大してすごくない)だよ(笑)これは自他ともに認めるわ。めちゃくちゃブスじゃん(笑)

うーーん、そもそもミスコンらしさってなんだ?

でも、ファイナリストに選ばれてるということは私のありのままを伝えればいいのでは?わたしはいわゆる“清楚”が似合わない人間だ。アナウンサーになりたいわけでもない。清楚系アナウンサーが正義の世界線ってなんなんだ?


なら、ありのままでよくない?

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それから半年間、髪色もファッションも自分らしさを貫いた。なにを言われようと、私は私、と個性を大切にした。

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Twitterでも自身の思考を垂れ流していたら共感してくれる方がたくさんいた。

私らしくない「ミスコン」という舞台にあえて挑戦したことで、今までミスコンを見なかった方々も興味を持ってくれた。面白い、かっこいい、と応援してくださる方もたくさんできた。

はじめはなんとなく応募したミスコンであったが、やれることはやるべき精神で行動していた当時の自分を褒めたい。ミスコンはたった半年間という期間であったが、私の人生にとって大きな影響と変化をもたらした。


ここまで長々と述べてきたが、私が人生において大切にしていることは、①やらない後悔はしない方がいいということ、②自分らしさを大切にするべき の2点だ。

何回も言っているように、人間失敗したところで死ぬわけじゃないんだから何事もやってみた方がいい。

失敗は“経験”であり、成功は“人生の糧”である。

そして、自分は自分を裏切らない。偽りの自分を作り出すくらいなら自らを受け入れ個性を大切にするべきだ。


以上が私がミスコンに出た経緯と私の信条である。



ここまで私の思考を書いて来ましたが、この文章を通して今後皆さんに少しでも何かを与えられたらいいなと思っています。拙い文章ではありますがこれからも何卒よろしくお願い致します!


2021/01/02 竹内えりか


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