ブランドのスタート時に最優先で○○をすると成功率が高まる
こんにちは。
ブランドを立ち上げる際、成功ショップが必ず行なっている施策がいくつかありますが、そのうちの最も大事なポイントといっても過言ではない一つ、「レビュー」についてお話したいと思います。
レビューは、実際に購入されたお客様から、その商品について評価をいただくことです。
購入したい商品があった場合、かならずレビューを見て、第三者の感想を参考にしてから購入を検討しますよね。もし商品にレビューがなかった場合、買うのを少し躊躇しませんか？
そういう意味でも、ブランドを立ち上げてからなるべく早期の段階でレビュー投稿いただけるように、取り計らうことが大事になってきます。
しかし、全くそのショップで買い物をしたことのない新規のお客様から、第1投稿めのレビューをいただくのはハードルが高いです。
そこで、立ち上げたばかりの新しいブランドでも、お客様からレビューをもらえる施策が3つありますのでご紹介します。
お客様からレビュー投稿をしてもらう方法3つ
1. 友人、または身内に商品を使ってもらう
あなたのブランドの最もファンになり得る方はどなたでしょうか？
そうなのです、友人や身内です。
会社やブランドを立ち上げた際には、その商品のことだったり自分の思いの丈を周りにぶつけみます。立ち上げてみたものの、忙しさにかまけてせっかくの商品のことを身近なところであまり話をしていない人が意外と多いです。
ここは意外な盲点となりますので、ぜひ積極的に目の前の友人やパートナー、親兄弟に働きかけ、商品を使って見てもらうべきです。
そういった方々は、自分のことをよく知っていて、すでに信頼を得られているため、何かしらのアドバイスや正直な意見をいただけたり、かならずレビューをもらえるはずです。
さらに利点としては、正直な感想は、商品の改善につながります。次回作のバージョンアップに活かします。
あなたのことを信頼しているからこそ、応援したり、成功してもらいたいという気持ちがあります。その好意をここでぜひ活かしてみましょう。
2. レビュー投稿で、ポイントまたは景品をプレゼントする
楽天などでもよく見かけると思いますが、商品ページの選択ボックスで、レビュー投稿するorしないを選べられるものです。
「レビュー投稿していただける際は、除菌用ハンドジェルをお贈りします！」「ミニサンプルをプレゼント」など
日頃使えそうなちょっとした景品がもらえるとなれば、そちらを選択すると思います。
ここで注意していただきたい、絶対やってはいけないことがあります。それは「5つ星をつけてくれたらamazonギフト券プレゼントします」など高評価を促すことです。梱包材にそういうメッセージが入っている場合がありますね。
amazonなどで海外品を購入すると時々見かけるのですが、これをしてしまうと、信頼がガタ落ちします。レビューの高評価を促していた、ことがわかったら絶対次は買い物したくないですよね。それを見て買った自分も騙されたという気分になります。
リピーターを逃すばかりか、あのショップのレビューは嘘だといった評判が広まるリスクもありますので、やめましょう。
早くレビューを集めたいからといっても、焦るのは禁物です。商品に自信があればそのようなことは必要なく、徐々に高レビューは増えるはずです。
3. モニター・アンバサダー募集キャンペーンを行う
広告する前にモニターやアンバサダーを募集してみましょう。
アンバサダーとは、分かりやすくいうと「宣伝大使」です。 ブランドからの依頼を受けて、公式に「ブランド」「商品」「サービス」などの広報や、普及活動を行っていただきます。
そうした方を何人も参加していただき、サンプリングをすることで多くのレビューを集めることができます。
募集方法の例はこのような形です。インスタグラムとツイッター両方で応用できます。
新発売の「〇〇はちみつの除菌ハンドクリーム」の魅力を、私たちと一緒に発信していただける公式アンバサダーを3名様募集致します❗️
【応募方法】
❶ @test0123をフォロー
❷こちらの投稿へ いいね&コメント
【モニター対象作品】
"〇〇はちみつで作った除菌ハンドクリーム”
作品の詳細はプロフィール欄のリンクからご確認ください。
【応募資格】
商品を使用したシーンの写真を@test0123をタグ付けの上、#〇〇はちみつ除菌ハンドクリーム のハッシュタグをつけて投稿して頂ける方。お届けから3ヶ月間で3回以上の投稿をお願い致します🙌
※投稿頂いた画像はリポストやウェブサイト等で使用させて頂く事がありますのでご了承ください。
【締め切り】
5月31日(火)23：59
【当選発表】
締め切り後に直接DMにてお知らせ致します。
ハッシュタグには下記のようなものを含めましょう。
#アンバサダー #公式アンバサダー #アンバサダー企画 #アンバサダー募集 #インフルエンサー #インフルエンサー募集 #プレゼント企画 #プレゼント #モニター #モニター募集
これは、インフルエンサーなど影響力のある方にアンバサダーになっていただくとより反響が期待できますね。
ただし、注意点がひとつありまして、フォロワー数が多い人など"数"を指標として、期待して商品を送り続けたり、報酬を前提に契約をしてしまうと、逆効果になる場合があります。（そういう取次代理店が多いのですが。。）
なぜかというと、ブランドが求める本来のユーザー層と、インフルエンサーのファン層が必ずしもマッチしないからです。
たとえば、女性向け美容商品のモニター募集で、フォロワー10万人でしかも美女、これは期待できる！と思ったら、ほとんどがおじさんや外国人だったため全く売れなかった・・・というケースなど、、あるあるすぎるので、もはやインフルエンサー代理店も"調査"は必須にすべき事案です。
フォロワーが多くても、男性と女性の比率、年齢や雰囲気、国籍など、ファンの構成を一度チェックすることをお勧めします。
そして、コメント欄のファンとのやり取りの様子を見ると実際の活動の様子が見ることができ参考になります。
最近ではマイクロインフルエンサーといって、1000-3000人前後のファンを抱えるインスタグラマーの参加を集めるほうが重宝されるとも言われています。その方の周りの友人知人のみがフォローしているなど、似た価値観を共有している、濃厚なファンの場合が多いからです。
数ではなくファンと誠実に接している人かどうかを見極めて、アンバサダーを探すことができれば、おのずと結果がついてきますので、がんばりましょう！
＜参考になるレビュー投稿＞
DHOLIC - THANK YOU
https://www.instagram.com/dholic_official/
WEGO - Thanks post
https://www.instagram.com/wego_official/
MOUSSY - #Repost
https://www.instagram.com/moussyofficial/
d プログラム - レビュー
https://www.instagram.com/dprogram_ofc/
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Taeko Mitamura
アパレルメディア、ショッピングサイトを経営しECプランナーとして活動中。EC歴20年。名古屋出身。東京理科大学在学中よりEC業界へ。2005年にMakeShopのスタートアップメンバーとして参画、マーケティング・営業・広報責任者。2014年7月に独立し、アパレル企画＆制作会社「UNCLACK株式会社」を設立。 海外工場からODMで3万商品を揃え、在庫システムを開発。自社ファッションEC「COORDINATESHOP」スタート。2016年青山にアパレルショールームオープン。スタートから3年で売上額1億円を突破。デジタルコマースアカデミー開講。
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