腰椎変性すべり症 腰椎椎間板ヘルニア3
入院して翌々日、手術だった。
手術の方法:腰椎前方後方同時固定術
つまり、神経を圧迫している損傷した椎間板を取り除き、狭くなった脊柱管を広げて圧迫されている神経を緩めることが目的で、椎間板にチタン製の金属を入れて連結させ、上下を釘のようなもので支えぐらつきを抑える手術。
つぶれた神経は、手術後から徐々におのずと膨らみ始める、という。ただし神経の回復には限界がある、そうだ。
手術中は、全身麻酔だから、何もわからなかったけれど、病室に運ばれてから、今まで味わったことのない極度の痛みが全身を覆い、私はひたすら、叫んでいたようだ。 (痛いよー痛いよー)
自分では意識がもうろうとしていて、何もわからなかったけれど、「痛い!」という感覚だけが強く、悲鳴を上げて泣いていたと思う。
手術翌日もずーと寝ていたと思ったが、強い痛み止めで昼夜逆転していたらしく、丸二日経った、と思っていたら、まだ1日半だった!
翌日は、ベッドに起き上がることもままならず、尿管がつながれていたから、一日中ベッドでうめいていた。 看護婦さんが「何か食べないと体力がつかないから、回復が遅くなりますよ」、といったけれど、 とてもじゃないけど、起き上がれないし、歩けないのだから、どうして食事なんかできるのか、とか、考えたりして、勝手に不愉快になったりした (←わがまま患者!)
でも、手術後3日して看護婦さんが尿管を外してくれたので、少しやる気が出てきた。 だって、文句言ったところで、なんにもならないし、結局は自分の体なんだから、って自分に言い聞かせた。
「これで見つかって手術してよかったんだ、そうじゃなくて、もっと我慢していたら、回復できなかったかも」と繰り返し心の中で自分を励ました。
だって、患者さんたちが、去年も来た、とか3度目とか、まるで、どこか旅行でも来たような、同窓会のような会話をしているのを聞いて、ぞー としたから。
手術しても回復する人は70%に行かない、というのも聞いた。
私は、「もう手術には二度と来ない」と自分に誓った!
そのために何をしたらいいのか、まだわからなかったけれど、とにかく、そう決めた。
💛続きはまた明日かきます。
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