やっぱり中島知子さんは面白い
先日、久しぶりにテレビで中島知子さんを観ました。
見た目さほど変わりなく、でもやっぱりこの方面白い🤣なんだろう?代わりになる人いない感じの面白さがありますよね。あれはきっとサービス精神。
最近のバラエティって、お互い笑い合って身内で盛り上がってるスタイル多いですけど、中島知子さんって『自分から笑わせにいく』スタイル。以前のお笑いってこういう感じだった気がします。笑いを提供するサービス精神。だからこそ面白い。
サービス精神で人を喜ばせることができる人って繊細だと思います。
時々見かけますが、みんなの期待に応えて、ちょっとくらい辛くても場の空気を盛り上げるために一生懸命になれる人。その後結構ガクッときて『もういいよね?帰っても』って一人になりたがる人。一時期中島知子さんが占いに傾倒したこと、全然不思議じゃないんですよね。
占い師やカウンセラーのように話を聞いてくれる存在って、時として必要になります。家族や友達だときっと迷惑をかけてしまう、自分でなんとか答えを導き出したい、という時に一人でこっそり試してみたくなる。背中を押してくれたり、間違いを間違いと言ってくれる第三者。そして、根拠はないけど答えを知っている第三者。道に迷った時に、サービス精神が強く、心の優しい人はついついこっちへ行ってしまうんじゃないかな🤔
それは間違いではないですけど、弱っている優しい人を獲物にしてる人はいっぱいいるんですよね。今の世の中特に。
心の隙間に堂々と入ってくる輩(昔よくいた偉そうなコンサルとか)よりも、今は精度が上がって巧みに近づいてきます。そういった間口も広く、悪意も善意もごちゃ混ぜです。口コミで良かったからと言って、その口コミはお金で買える時代。
そうでなくても昔から何故だか赤の他人がお悩みを聞く仕事ってニーズがあるんですよね。
映画『ハウス・オブ・グッチ』では、グッチ一族を崩壊に導いた女性が占い師と連んでいましたし(実話)、DVで苦しんでいる人とか、直接はまるで解決しないであろう人が占い師を頼るケースは多い。病気になって宗教にすがるとか、そういうのもみんな根底は同じ。
騙される人が悪い、というより私は、もともと『心が弱くなってるところに赤の他人が介入すること』に疑問持たない、素直な気持ちをどこかで鍛えていかないといけないんじゃないかな、と思います。
身内や当事者では解決しない出来事に第三者が介入することはとても大切なのですが、それはやっぱり行政とか公の場でオープンしているところに相談すべきです。一回目で解決せずとも、そもそも解決策はその場でポン!と出てくるものではなく、根本から正して整理していく必要があるわけですからね。
中島知子さんは一時期道を誤ってしまったかもしれないけど、今度こそ、一番自分の近くにいて、自分の身を心から案じてくれる人に支えてもらって欲しいです。番組で変わらぬ面白さを披露していたのを観て、イチ視聴者ながらとても応援したくなりました。
きっとこれからは大丈夫。さらなるご活躍をお祈りしています☺︎
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