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【11/13オンラインライブセミナー】日本知的財産協会「中国専利権侵害の理論と実務」

11月13日 9:30-12:30、今年も、JIPA(日本知的財産協会)にて、「中国専利権侵害の理論と実務―自社権利侵害対策と他社権利への防御―」のテーマでお話させて頂きます。

先日、JIPAのご担当者の方から昨年度のアンケートが送られてきまして、

全体的に高い評価と、

分かりやすい、という感想を頂き、とても嬉しかったです。書いてくださった受講者の方、誠にありがとうございます!(こういうアンケートって、励みになるので、逆に、自分も何かの機会にはきちんと書こうと改めて思いました。)

頂いたご要望として、

①ポインタを利用してほしかった
⇒承知しました!
②判決番号を入れてほしい
⇒承知しました!
③昨年度お話された内容についても少し触れられていて、とても気になったのですが詳細がありませんでした。時間の都合などあると思いますが、可能であれば補助資料などで共有いただけると、幸いです。
※毎年受講できるわけではないため。
⇒これは多分、クレーム解釈の論点の部分だと思うのですが、うーん、すみません、こちらは、クレーム解釈の論点ですと、1つの論点・判例で内容・資料がかなりのボリュームとなりますため、ちょっと難しいかもしれません・・・ただ、昨年度の聴講を前提としているかのような説明は、極力控えるように致します。

セミナーのタイトルは昨年と同じですが、扱うトピックや論点は、その時々の裁判例、実務状況を踏まえて、重要だと思うものを取り上げますので、今年も昨年度とは内容が結構異なる予定です。

特に取り上げようと思うのが、訂正です。訂正は、「攻撃の中の防御」ともいうべき、権利行使において非常に重要なテーマであり、訂正制度そのものの日本法との異同を知っておくべきことはもちろんですが、基礎日本出願の段階から、中国における訂正要件をも見据えたクレーム・明細書のドラフティングをしていくことが重要であることを、今年4月に発表された2023年の10大事件のうちの最高人民法院判決を題材に、改めて理解を深めて頂ければと思っております。

その他、もし、こういうテーマ、論点が聞きたい、というのがありましたら、お知らせ頂ければ幸いです。

なお、上記のアンケートでは、特に、話し方が分かりやすい、聞き取りやすい、との声は、本当にほっとしました。
私はもともとは滑舌が良くなく、また、初めてJIPAのセミナーをやらせて頂いた時、「早口だった」という感想を頂いたので、以降、私は、セミナー、講演では、情報の質と量は下げずに、ゆっくりと聞き取りやすく話すために、事前に何度かリハーサルすることにしているんです。

以前は、こうした練習せずともその場で上手に話せるスマートなタイプにあこがれていましたが、私の場合はそちらを目指すよりも、事前の備えをしっかりして臨む方が自分らしいと思っています。今年ももちろん、同様に準備を整えて、最新の情報を、分かりやすくお伝えしたいと思います!


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