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逸ノ城が優勝しそうだ

なんか逸ノ城が優勝しそうだ。

ずっと1敗を守ったまま、全勝の横綱白鵬を追いかけている。
昨日、3敗だった豪栄道、高安の両大関に土がついたため、
今日の時点では実質ふたりの優勝争いとなっている。

昨日あたりからやっと逸ノ城が解説の話にのぼるようになってきたが、
その前まではずっとスルー。
1敗だったのにスルー。
逸ノ城びいきの私としては、
「そもそも眼中にないのだろうか…。」
と、大いに不安にさせられた。

私は逸ノ城びいきではあるけれど、
そもそも誰か一人を応援しているのではない。
力士はみんな好きである。
そりゃ同郷力士の強者嘉風や、
ほぼほぼ同郷の強面松鳳山は別格であるが、
嫌いな力士はおらず全員が好きだ。
じゃ、逸ノ城はなんなのかと言われると、
「あり得ないほど大きいのに赤ちゃんみたいだから」。
なんだか負けると可哀想になってしまうのである。

力士には毎回各々の立場やプレッシャーがあり、
それらを背負った上でどう土俵で戦っていくのか。
負けることが許されない横綱、
カド番の大関だけでなく、
平成の大序の口と言われる服部桜であろうが、
それぞれに己との戦いがある。
なので場所ごとによって、
応援する力士は変わってくる。

「あなたはスー女だね。」
とよく言われるが、私はスー女ではない。
じゃ何が違うのかと聞かれると、
ちょっとよくわからないけど…、
なんかカチンとくる。
「あなた女子アナね。」
と言われてムッとするアナウンサーと同じ気持ちだろう。
多分ね…。
好きな力士にキャーキャー言いたいのではない。
会ったら多分キャーキャー言うだろうけど…。
かっこいいとかそう言うのではないのだ、
というフワッとした確固たる自負があるのだ。
相撲が好きだ。

そんなことより今日は逸ノ城だ!
ここ最近の逸ノ城は「ぬりかべ」に見えている。
後ろに引かなければ絶対に負ける気がしない。
しかも、
立会いでぶつかった直後にビタン!と下にはたき落とすという、
必勝法を見つけたらしい。
デジャブのように何度も見ている。

今日は貴景勝戦だ。
逸ノ城のメンタルが225キロの身体と同じくらい、
大きいものでありますように。
赤ちゃんじゃありませんように。

「初優勝」が見たい。
逸ノ城の初優勝が見たい!

#相撲
#逸ノ城

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