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息子の野球を応援しながら思うこと

きれいな姿を見せてくれた富士山に見惚れながら、グラウンドへ向かう朝の高速。

今日は長男小学生最後の野球の試合。

三兄弟で野球をやっている我が家にとって、今日が3人一緒に試合に出られる最後の日でもある。

8時から14時頃まで、試合の間10分の休みだけでお昼休憩なし。
絶対お腹が空くので簡単にお弁当を作る。

前日に漬けておいた鶏肉を揚げながら、しみじみ振り返ってしまった。


 
6年生になると、何でも最後最後と言われる。そのたびに少し立ち止まって考えるきっかけをもらっているのだと感じる。

立ち止まって気づくって大事だから、この1年間はとても貴重だった。

同じような毎日が続いてきただけだけど、6年間は過ぎていって、同じ子だとは思えないほどの体の大きさになり、声だって変わる。
 
だからいつも、今日限定の可愛らしさを味わっておこうと思う。毎日思い直すのだ。


試合を見守る時間はなんとも早く過ぎ去っていく。
応援をしながら1日が過ぎていくことも、今しか味わえない時間の過ごし方。

そんなことを思いながら、強風と砂埃に耐え声援をおくった。少しでもパワーになったらいいなと思いながら。


今日は父の病院から呼び出しの電話がなく、子供たちの野球の試合が最後まで見守れたこと。
元気な体で野球ができる姿が見られたこと。
いろんなこと感謝が溢れてくる。

父が闘病中の今、元気が当たり前じゃないってことがよくわかるからこそ、青空の下スポーツができるありがたさにじわっとくる瞬間があって。

今このグラウンドで、お友達と一緒に嬉しい、楽しい、悲しい、悔しいと心が動いていること、経験ができていること、朝早くから準備してくださった先生たちがいてくれることに、心から感謝した。

冷え切った体を温めるために、家族でお風呂に寄った。15分300円のマッサージチェアがものすごい気持ちいいことを知った。

こまめなケアが必要な年齢。

先天性の心疾患がありながらもお母さんでいさせてくれる自分の体にも、たくさんのありがとうを送った日曜日でした。







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