見ず知らずの人に親切にしてもらったことを思い出して‥
今までの人生で‥
色々な人から親切にしてもらったことは
多々あると思うのだが、
今も、ふと思い出すことがある
「駅まで行きますが、乗っていきませんか?」
約25年前の真夏
私はまだ一歳にならない息子を抱き、4歳の娘と手を繋いでバス停のベンチで、最寄り駅行きのバスを待っていた。(私はペーパードライバー)
「‥この道はバスが1時間に2本位ですよ。小さなお子さんも居るし、駅まで行くので、どうぞ‥」
軽トラックが目の前に停まり、中から中年の男性から声を掛けられた。
車体には会社名が書かれていた。
私は、その親切に甘えて駅まで同乗し、お礼を言って下車した。
25年経った今から考えると‥
見ず知らずの車によく乗ったな、と思ってしまうのだが、炎天下で、子供2人を抱えて座っているのを見かねて停まって下さった運転手さんに感謝。
あの人はどこの誰だったのだろう
会社名を覚えておくべきだったと、
時々夫の運転で、その道を通るたび
あの頃に戻りたい自分が居る。