実の父に「いい女」認定をもらったという話
まず、お断りしておきます。
某、酔っております。
kesun4さんの記事を拝読して、「いい女とは」と、ふと考えてみました。
記事にてkesun4さんは、「いい女」と聞くと、最初に浮かぶのが峰不二子である、と書かれています。
大賛成、です。
峰不二子は、本当はルパンのことが大好きなのに…
あえて「心」を盗ませない。
絶妙な距離感を保っている。
>敢えてこの距離感を保っているのは、ルパンの事をよく理解しているから
と、kesun4さんは書かれています。
激しく同感です。
そういえば、前夫がよく言っていました。
「危機感が無くなったらアカン」
…と。
「こいつは俺のもんや、て安心したらアカンねん。そう思ってしまったら、惰性が生まれる。だから『いつか誰かに取られてしまうかもしれへん』て思っとかなアカンねん。そしたら、常に新鮮な目で相手を見ることができるからな」
とも、言っていました。
結果、私は前夫より今の夫を選んだわけですが。
(まぁそれは置いといて)
なれ合いを良しとせず。
その精神を、私は前夫から学びました。
そして今、夫とは絶妙な距離感を保っております。
どこか他人行儀な夫婦関係なのです。
…それはさておき。
私の父と前夫は、私が前夫と知り合う前から飲み友達でもありました。
私が前夫と知り合った頃、父は45歳、前夫は32歳。
年の差はありましたが、ウマが合ったそうです。
当時父は、母と離婚していました。
そして父には、彼女さんがいました。
(父の彼女さんは、私のこともかわいがってくれました)
そして、前夫と父の間で、飲みながらこんな話をしていたそうです。
前夫が私と知り合う前のことです。
前夫「なぁ、『ええ女』て、どんなんやろうなぁ」
父「そやなぁ、今の女(彼女さん)は、甘えてくるし『可愛い女』なんやけど、しっかりしたところがない。頼りない」
前夫「ほうほう」
父「前の嫁さん(私にとっては母)は、しっかりしたところはあるけど、女らしい情緒はない」
前夫「自立しすぎてたんか」
父「そやな。前の嫁さんは、頭が良かったさかいな」
前夫「なかなか難しいな」
父「その両方を持ってるのが、娘やねん。あいつは情緒もあり、しっかりしてる」
前夫「いい女やないか」
父がそう言っていたからか、どうなのかはわかりませんが…
ふとしたきっかけで、前夫と知り合い、結婚しました。
のちに父は、彼女さんと別れ、母と復縁しました。
私は前夫と離婚し、今の夫と再々婚しました。
結局のところ…
「いい女」って、何なんだろう。
峰不二子やろな、たぶん。