自転車で旧街道を走る
今日は、待ちに待った「おひとり様休日」でした。
夫は仕事、私は休み。
と、いうことで!!!
自転車で走ってきました!!
南大阪には、大阪と和歌山をつなぐ「紀州街道」という道があります。
ウォーキングにハマっていた一昨年、私はよくこの街道を歩いていました。
出発点から目的地までは、7.4キロの道のりです。
所用時間は、徒歩だと1時間半、自転車だと30分ちょっと。
この紀州街道は、かつて紀州藩の藩主が参勤交代の時にも通ったそうです。
なので街道脇には史跡が点在しています。
また、車もあまり通らない道なので、自転車にはうってつけ。
歴史を感じながら、走ってきました。
気温は26度ほどでしたが、自転車をこいでいると、やはり汗がにじんできました。
木陰で一息。
古い道しるべが残っていました。
弘法大師の姿が彫られています。
この近くに、真言宗のお寺があり、そこへ至る参道だったようです。
しばらく細い道を走ると、「岡中鎮守社」という所に着きました。
歩いていた頃からこちらはよく訪れていました。
何がすごいって、このクスノキですよ。
幹周りは8.2m、根元の周りは12m、高さ30m、枝が覆う地面は300平方メートル以上の大木で、樹齢は800年を超えると言われており、遠くから見ると森のようです。
大阪府の天然記念物に指定されています。
(泉南市観光協会HPより)
とにかく大きい。
圧巻です。
以前歩いていた時、この木を望遠レンズで撮っていた方がいました。
ちょうど初夏ごろでした。
聞くと、アオバズクが産卵にやって来るんだそうです。
その時、撮った画像を見せてもらいましたが…
愛らしいヒナの姿が写っていました。
しばし休憩して、街道を進みます。
大阪とはいえ、このあたりは自然が豊かです。
田んぼも多く、実った稲からは秋の気配を感じました。
3か月前は、まだまだ小さな苗だったのになぁ。
このあたりから、坂がきつくなってきました。
少し息切れしながら、進みました。
少しずつ、山が近づいてきました。
時に住宅地があったりします。
阪和自動車道の橋の下で、ひと休み。
この川の画像を夫に送り、「どこかわかる?」と聞いてみたら…
一発で答えが返ってきました。
さすが、元地元民。
この先は山に向かっているので、なだらかな上り坂が続きます。
割とハードでした。
今回の目的地、山中渓(やまなかだに)の宿場です。
かつての町並みも、少し残っています。
写真を撮ろうと思ったのですが、何となくタイミングがつかめなくて。
今日は自転車にまたがりながら、写真を撮っていましたのでね。
さて、ここから引き返しました。
街道はまだまだ続くのですが、ここから先は本格的な峠道になります。
私の自転車と体力では、越えられません(笑)
往路で上ってきた坂道は、帰路では快適でした。
風が気持ちいい!!
帰りは、別のルートを通りました。
こちらも、紀州街道ほどではないですが、一応旧街道になっています。
田んぼの隅に建てられた小屋は、「玉ねぎ小屋」といいます。
かつてこのあたりは、玉ねぎの名産地でした。
収穫した玉ねぎを保存するために、建てられた小屋です。
実りの秋、ですね。
こちらはサトイモ畑。
サトイモを植えている畑も、多いです。
のどかですなぁ。
ふと見ると、ツユクサが愛らしい花を咲かせていました。
一眼で撮りたかった(笑)
(今日はIXY650で撮っていました)
ツユクサの青い色は、とてもきれいですね。
***
さて本日、サイコン(サイクルコンピューターアプリ)を、途中で中断したまま走っていたので、正確な距離は出ませんでしたが…
走行距離 13.7km
タイム 1:25:27
平均時速 9.64km/時
消費カロリー 437
高低差は、108mでした。
そこそこのアップダウン。
昼前に帰宅した時は、汗だくでした。
あと、おケツと股が痛い!!!
ミニベロ(小径自転車)とはいえ、パッドがついたサイクルパンツは必要だな、と思いました。