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「だらしなき愚句(下剋上控室)」

こちらは、現在行われている「俳句インポスターズ 品評会」の控室となっております。

↑本会場は、こちらです!!

麗しき決勝投票進出20句から漏れた、だらしなき愚句…

果たしてこの中から、下剋上にて決勝まで残る句はあるのか!?
はたまた麗しき20句から、控室へと転落するのか!!??

真実は誰にもわからない!!!


だらしなき愚句


  1. 尾ひれから愛されていく人魚姫

  2. 筍やあじわい迷うしたとした

  3. 風炎や吐息からませなに焦がす

  4. つばくろのついばむ白きうなじかな

  5. 見つめあう瞳の奥の桜まじ

  6. 鏡中に喘ぐ八肢の獣妖し

  7. やはらかき白ちぶさ藤浪のごと

  8. 影絡め吐息交わる桑楡そうゆかな

  9. 舐られて長椅子に染む忍び声

  10. 夏は来ぬ汗滴りて谷間舐め

  11. 桃愛でる震える余韻舌這わせ

  12. 憧れの花を元気に咲かせます

  13. 春爛漫ほくろ耳たぶ鎖骨嗚呼

  14. 佐保姫やくちづけからの初レッスン

  15. 貫かれ悶え狂ひて花の滝

  16. ほとばしる歓喜花芯に止め刺す

  17. だらだらのアイス舐めとる舌と舌

  18. 蛇や朱に染めたる君の丘

  19. 佐保姫の頬のしづかに赤らむや

  20. 恥垢まで根こそぎ舐めるマドマゼル

  21. つき刺せば溶けだすからだ夏来る

  22. 友だちで良いからと云ふ春を破瓜はか

  23. 耳もとに息をかけられ風車

  24. 泣きがほのボスへ黒髪垂るる藤

  25. 美丈夫の涙を吸へり紅椿

  26. 汗拭う脇をチラリと鏡越し

  27. キスをして吐息は朧夜に溶ける

  28. 肌合わせ歓喜の涙敷布濡れ

  29. 画面越しこそり魅せあう熱帯夜

  30. たわわな指先合わせ舞いし君

  31. 柔肌をふた山越えて裾野まで

  32. 寄せる頬色づく紅の山二ツ

  33. 我妹のみだれ髪愛ず春の夜

  34. 君が胸に女の色をのせてゆく

  35. 君の毒矢真っすぐ射抜け我が乳房

  36. 我が髪よ君の指先絡みとれ

  37. 蜜壺に吸い付く蝶の狂おしく

  38. 今晩の汗ぬぐわれた味の舌

チャレンジ(下剋上)は、品評会会場からお願いしします!


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中岡 はじめ
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