若い頃より現在の夫の方がいい
昨日、ふと思い立って夫に聞いてみました。
「店長、20代の頃の写真無いん?」
何度も(しつこいくらい)書いてますが、夫はかなりのイケメンです。
目立つイケメンというわけではありませんが、キレイな顔をしております。
50歳になる今でも、見惚れるくらい。
それはそれは、美形なのです。
(ちょっと盛ってる)
なので。
20代の頃はどうだったんだろうか。
今より、もっとキレイな人だったんだろうか。
はい、純粋な興味ですね。
ついでにいえば、今書いている「夏の香りに少女は狂う」の、義之のモデルにしたかったのです。
ちなみに、私が最初に夫と知り合ったのは彼が29歳の時です。
しかし当時は苦手な人だったので、あまり記憶にないのです。
「20代の写真なぁ…。多分押し入れにあったと思うで?タイに行ったときの写真とか、実家から持ってきてるはずやから」
夫は、そう答えました。
はい、捜索開始です。
…というほど、大げさではないですが。
アルバムはすぐに見つかりました。
しかし、ほとんどがF1の写真…
(鈴鹿サーキットに行った時に撮ったそうです)
やっと見つかったのは、1枚だけでした。
会社で何か表彰された時のものか、夫は偉いサンらしき人と一緒に写っていました。
「コレしかないやん」
と言って、夫にその写真を見せました。
「あー、これな。本社かどっかに行ったときの写真やわ。多分、35歳くらいの時やな」
「今とそない変わってへんやん」
「髪の毛は今よりちょっと多いけどな」
夫は苦笑しました。
本当に、今の夫とほとんど変わっていません。
そういえば、29歳の夫を初めて見た時…
「年の割に老けた人やな」
と思いました。
つまり夫は、若い時から「老け顔」だったのかもしれません。
写真の中の夫は、今より少し頬がこけていました。
目つきも、いまより鋭い感じです。
今は、もう少し柔和な印象になっています。
トシを取って、丸くなったのか(笑)
「店長、今のほうがキレイな顔やな」
と私が言うと、
「まぁ35歳くらいの時は、元嫁と離婚した後やし、仕事もうまくいかんかったしなぁ。やさぐれてた感じやな」
と言って、夫は頭を掻きました。
「でも店長、自分の顔、けっこう好きやろ?」
「まぁな」
…そこは謙遜しろよ。
はい。
夫は鏡を見るのが大好きです。
まぁ夫が鏡を見るのは、眉とか鼻毛のチェックなんですけどね。