負傷後66日目(リハビリ13日目)
目が覚めると前腕から指にかけて痺れ。
久しぶりの事に思えるが、装具が100%原因ともいえない事が分かった。
仰向けに寝てはいたが、腕の状態が何か悪かったのか。
寝ながら腕を上げてみるが、動かすと肩の嫌な痛みはある。
関節がロックする様な、ズキっとくる痛みを感じると、こればかりは時間しか解決出来ないのかなと思ってしまう。
首の痛みは起きるまで気にならない程になったが、ふと顔を右手に振ったときにズキっときた。
首筋の強い張りはまだまだ残っている。
今日は曇り空で、昨日一昨日より過ごしやすそうだが、予報では30℃超えの日もあり、梅雨を通り越して夏なんだと感じた。
起床して3時間たった頃、肩の調子の悪さを感じる。
意気込んで腕を動かした日の翌日は、ダメージとして翌日に持ち越されるようだ。
今や腕は水平にすら上げられず、装具が外れて明日で2週間だが、この先が思いやられる。
そんな中でも、歩く時に腕を振らされる事に対しては心的な抵抗が減った。
走ろうとは思わないが、歩くスピードは今までよりも早く出来そうだ。ゆ
今週は立て続けに周囲から、その後の様子を聞かれる事が多かったが、まだ治らないのかという反応がほとんどだった。
回復の遅さに関しては自分が一番驚いてるが、当事者ではない人からしてみたら、たかが肩の怪我でと感じるだろう。
先生が「やっかいな怪我」と言った訳を、自分はまだまだ理解していない。
そういった話をしてみると、意外にも肩鎖関節脱臼の経験者が多い事に驚いた。
しかし怪我の程度の差はかなりあって、鎖骨の脱臼とひとくくりにして話すと、今の私の状況が理解出来ない人もいた。
私の場合、人の気持ちや考えは分かり得ない事の方が多いなと、改めて感じた。
夕方から夜にかけて、小さな事だが出来る動作が増えている事に気がついた。
力の入り具合や、僅かな腕の上がり具合で、これほど無意識に動けるのかと、一日の終わりに徐々に治っていく手応えを感じた。