負傷後35日目
今年に入り初めて、爆音の雷で5時に目が覚める。
考えてみたら、どこかの国の戦いや、災害等の影響も受けずに、こうして部屋でじっとしていられる事は当たり前ではないのかもしれない。
午前中体を起こしていた3時間の内、始めの2時間は痛みは殆ど気にならず過ごせたが、残り1時間は痛みはハッキリして患部周辺が引き裂かれるように痛んだ。
耐え切れず仰向けに寝ると痛みは5分程で消滅。
やはり腕の重さに引っ張られる事が影響しているようだ。
それが装具のせいで圧が一点集中する事からくる痛みとも感じられるし、装具は関係無く腕の重みで引っ張られる事からくる痛みなのかは分からない。
例え後者であったとしても、一人で装具を外し経過観察する事は現実的ではない為、検証する事は出来ない。
それが分かるのは、装具をしていても痛みを感じなくなった時だ。
明日で怪我をしてから5週間になる。
これ程までに痛みが尾を引くとは思わなかった。
(先生から3週間ほどで痛みは引く、と言われた事を絶対的な基準にしてしまったせいもあるか)
痛みは引かず増すばかりなのかと悲観しつつも、夜を過ごす中で、痛みはズキン…、ズキン…とあるも、夕食の準備など何かに集中していれば乗り切れる位にもなっている。
一日を通して痛みがアップダウンした今日だが、どちらかというと痛みを忘れた時間が長かった日だったかもしれない。
この調子で明日、明後日と痛みが引いていく事を願いたい。