コロナ時代のスノースポーツについて①
2020年2月末の時点では、まだ今の様な混乱になるとは思わなかった。
まだまだ対岸の火事の様な「自分は大丈夫だろう」と。
しかし3月に入ると、客数は激減。
4月に入り全国で緊急事態宣言がされてからは、全てのスキー場が今シーズンの営業を終了。
暖冬小雪の影響で、1月末になっても雪不足と、今まで経験した事ないシーズンだったのに、やっと雪が積もりだした1か月後にまさかのコロナ騒動。
通年なら4~6カ月間の営業をするところが実質2カ月半~4カ月間の営業で終了。
コロナ騒動で収益激減の前に、雪国は大打撃だった。
4月末になり、このウイルスの特性も公表されるようになり、どうやら飛沫感染するという事の他、物から物へ移る事でも感染するとの事を知った。
これを防ぐのは手洗いうがいは勿論、いわゆる「三密」を避ける事。
しかし2月の大騒ぎの最中、スノースポーツを行う者は内心思っていた。
大きな声では言えないが「スキー、スノーボードは問題無いのでは?」と。
密閉とは無縁、少人数なら密集も避けられるし、密接に関してはリフトやゴンドラの使用時に制限を設ければクリア出来るはず。
そして何よりウェアを着て、帽子、ゴーグル、フェイスマスクに手袋をしている者同士の感染は低いのではないかと思ってしまう。
安倍さんも「感染のリスクがない環境下での運動、ジョギングの様な活動は行っても問題ない」と会見で説明したそうだ。
しかしゲレンデ内の飲食店内や、ゲレンデまでの行き帰りの途中の事を考えたら注意は必要。
緊急事態時に叩かれやすいのは、こういったレジャー産業。
2021シーズンに向けて、また楽しくゲレンデに行けるよう、ガイドラインを定めてほしい。