TOEIC 955点までの軌跡② 2016年3月 〜 2017年1月
TOEIC 580 点からの続きです。まだ途中だった精選英文法Sirius Juniorと音読パッケージに加え、音読と瞬間英作文に力を入れ始めました。
2016年3月~5月
音読パッケージとSiriusを継続する傍ら、瞬間英作文を並行して始めました。
森沢先生による瞬間英作文の第一ステージ用の本です。 これは英語を「話す」そして「聞く」うえで大切な、英語の瞬発力を身に着けるのに効果的なトレーニングです。日常生活で英語を話す機会が皆無であった私にとって、家でできるオーラルトレーニングは大きな助けになりました。高校の文法をやっていただけあってすんなりと終えることができましたが、TOEICの点数のバランスの悪さに現れていた様に、もう少し早い段階で始めるべき教材であったと思います。最終的に6周しました。
この本は瞬間英作文の第一ステージですので、これに満足せず次のステージに進みます。
2016年6月~7月
瞬間英作文の第2ステージ用の本です。ネイティブはこんな英語使わない!というレビューを時々見かけますが、それはこの本の意図からズレてます。瞬間英作文は、自分で言いたいことを英語で話せるように、パターン別の英文を反射的レベルで作文できるようにするトレーニングです。会話において大事になるのはネイティブがよく使うフレーズより、自分の言いたいことを伝わる文に素早く組み立てる力です。自然なフレーズで話すことは、実践の中で自然と最適化されていく最終段階であると私は思います。
最終的に8周したところで手ごたえを感じ、終わりにしました。
2016年8月~2017年1月
Sirius Junior の次のレベルの本なので、親シリウスと呼ばれているそうです。Sirius Junior と比べると難しい問題がたくさんありましたが、周回をこなすごとにわかる問題がどんどん増えるのが楽しかったです。瞬間英作文をしながら解いていたので一周一周に時間がかかりました。最終的に7週しましたが、2度目のTOEICでは4周目の時点で挑みました。
親シリウスと並行して取り組んでいた音読の教材です。高校の教材としても広く使われています。私も高校の時使っていたので、実家の本棚から引っ張り出してきました。音読に使いたかったのでCDを購入して音読パッケージと同じやり方で各トピックを100回ずつ音読しました。カーネルサンダースの話やアメリカの思想、豆知識など面白いトピックもあったのでそれなりに飽きずに取り組めたと思います。音読用に使っていたとはいえ、本自体は単語帳なので単語もセットで頭に入れることができました。
2016年11月~2017年1月
初めてのボキャブラリービルディングは受験勉強でも定番のDUOです。速読英単語を同時に進行していたので、知っていた単語も多くスムーズに進みました。私は単語を覚える作業が苦手で長い時間集中できなかったので、会社で始業前の隙間時間を活用していました。
2度目のTOEIC
手応え自体は前回とほぼ同じで、Listeningは相変わらず何を言っているのやら、Readingは前回より10問多い70問まで解けたくらいでした。受験直後は全く成長していないのかとショックを受けましたが、点数はそれなりに上がっており、なんとか700点に到達していました。
さて、今回も勉強内容と結果を比べてみましょう。今期は音読や瞬間英作文といったオーラルトレーニングに力を入れたため、Listeningに85点の成長がみられました。伸び代が大きかった分Listeningの伸びが目立ちましたが、親シリウスをやった分Readingも堅実に伸びています。
TOEIC700点までは勉強量に対する手応えがなく、TOEICを受けることに苦痛を感じていましたが、点数にはちゃんと勉強した内容が素直現れていることがわかります。とはいえ、700点もまだまだ通過点ですので、英語上達完全マップに沿って学習を継続します。
その他
速単とDUOを終えたところで、我慢できず簡単な語彙制限本でプレ多読を始めていました。段階としてはまだ早く、息抜き程度でしたのでTOEICの点には現れていないと思います。私が読んできた本については、本の紹介の記事にてポストしております (読んできた本については Instagram でもご紹介しています 。)