TOEIC 955点までの軌跡③ 2017年2月 〜 2018年1月
TOEIC 700 点からの続きです。2017年2月~7月までは、1月の時点で途中だった精選英文法Siriusと速単の音読パッケージを並行して行っています。
2017年2月~3月
親シリウスの残り3周をする傍ら、文法を柔軟に解釈して頭に入れるサポートとしてこの本を並行して読みました。ここまで文法については問題集を解くだけだったため、同じ文法でもシチュエーションが異なると認識できなくなるということがありました。この本は助動詞や比較といったセクションごとに、何故その意味で使われているのかという文法の本質的な理解を助けてくれます。この本のおかげで覚えるだけの文法から卒業できました。とてもおすすめです。
2017年4月~6月
大学入試までの文法を一通り終え、山口英文法で柔軟に対応ができるようになったので、精読を開始しました。これまでの教材と比べると難しいですが、2、3周すればわからない文章に出会うことがぐっと減ります。やりごたえがある分、精読のステップはこれ一冊で充分です。
2017年7月~2018年1月
久しぶりにボキャビルです。単語帳は何を使ってもよいと思います。Vol.1についてはやらなくても頭に入っているだろう信じて省きました。Vol.2 は基礎単語ではありますが、意外と知らない単語も多くて良い勉強になりました。
速単に続く音読教材です。これまでのテキストは英語上達完全マップを10ヶ月やってみたを参考にしていたので、自分で選んだのはこれが初めてです。TOEICの教材らしく、トピックがや使われる単語もビジネス向きで最初の10回の音読はテンポが悪くなかなか進みませんでした。後半の CD2を音読用に使っていたので、頻出イディオムや単語といったセクションには目を通していません。こちらも各100回ずつ音読して終わりにしました。
基礎単語と文法、精読を終えたことでついに本格的な多読を始めました。日本語で読んだことがある物がいいと思いハリーポッターシリーズを選択しました。3度目のTOEICを受けるまでには5巻まで読了しました。正直多読が面白すぎて他の学習は手薄になっていた様に思います。
3度目のTOEIC
3度目にして初めて手応えを感じました。Listeningは何を言っているのか大体は理解できましたし、Readingも80問までしか解けなかったものの、根拠をもって回答できました。いつもはテストが始まってから終わるまでが苦痛に思っていましたが、この時は気付いたら終わっているという感じでした。
今回も勉強内容と結果を比べてみましょう。今期はListeningもReadingも偏りなく勉強していたこともあり、どちらもバランスよく成長していました。成長への寄与が大きかったと感じるのは、山口英文法と精読のステップです。この2つのおかげで、知識だけだった文法が「読む・聴く」という、より実践的な能力に昇華できました。
TOEIC 900点にはまだ遠いですが、私が英語上達完全マップに沿って勉強したのはここまでです。この後は勉強するモチベーションが下がったため、学習への取り組みが大きく失速しました。失速中の取り組みとそこから心機一転のワーホリ について、次回の記事でご紹介します。