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TOEIC 955点までの軌跡⑤ 2019年10月 〜 2021年4月

TOEIC 870 点からの続きです。日本に戻ってからは就職活動を開始し、2020年の1月からアメリカのある機関の代理店で仕事を始めました。

2020年1月 ~ 2021年3月

帰国したことで英語に触れる機会はグッと減ってしまいましたが、就職後は業務で英語を使う様になったことで、人に正確に内容を伝えることを意識した文を考える様になりました。

本部とのやり取りは、アメリカとの時差があるため、メールでのやり取りが基本です。自然でわかりやすい文章で伝えたいとは思いつつも、正解がわからず最初の頃は一通のメールに 1, 2 時間かけてしまったこともありました。ですが、ある日いつもの様に本部へのメールを書いていると、最初の頃の苦労が嘘の様に文章が書けていることに気づきました。仕事を開始してから 1 年が経った頃だと思います。ちょうどその頃、多読を読むスピードも上がっている様に感じていました。

この成長の実感が TOEIC に現れるのかが気になったので、久しぶりに  TOEIC を受けてみることにしました。成長への期待感だけではなく、帰国後に英語学習から離れてしまったことに対する不安も感じていたので、点数がどうなっていようと勉強を再開するのにいいきっかけになれば、という思いもありました。

2021年3月~2021年4月

TOEIC の申し込みをしたのが 2021年3月でそこから随分前に買った TOEIC 模試と TOEIC 対策には定番らしい「千本ノック」に取り組みました。

TOEIC テスト公式問題集 2016年5月版
新 TOEIC TEST 千本ノック!4

定番と言われているだけあってよくできていました。TOEIC のための勉強というのはあまりやる気が出ませんでしたが、私は引っかけ問題に簡単に引っかかるタイプなので、なんとなくでも傾向を知っておくのは大切だと思い取り組みました。千本ノックというタイトルなので、この値段で 1000 問もついているのかと感動しましたが、実際には 132 問が収録されていました。よくみると第 4 弾と書いてあったので、全部揃えて 1000 問になるのかも知れませんね。当日までに 3 周ほど解きました。

5 度目の TOEIC の結果

5 度目の TOEIC の結果

正直下がっていてもおかしくないと思って受けていたので、点数が上がっていて驚きました。細々と続けいた多読が効いたのか、実務で使うことで成長していたのか、千本ノックが優秀だったのかはっきりしませんが、感触としては、やはり伝えることを意識して文章を書いていたことがブレイクスルーになったと思います。

最後に

英語上達完全マップを10ヶ月やってみたに沿って始めた私の英語学習ですが、途中からは読書やワーホリなど自分のやりたい様に取り組んでいました。それでも TOEIC 800 点台までは英語上達完全マップに沿った勉強をしており、結果として TOEIC の点数も常に上がり続けていたことを見ると、やはり信頼度の高い方法であったと実感しています。それも、ただただ TOEIC の点数を取るだけではなく、ワーホリで日本語ゼロの生活を始めたり、帰国後に英語を活かした仕事に就くことができた様に、TOEIC の点数に見合った本当の意味での英語力が身に付く勉強法でした。英語学習は動機や目標によってスタイルも変わると思いますが、ここまででご紹介した私の学習の記録が皆様のご参考なれば幸いです。


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