障害者がやることエトセトラ

私はうつ病で精神障害者の2級を取得するに至った訳ですが、フルタイムの就業が可能と認定されるまでに3年かかりました。
そのうち2年半はほぼ寝たきりでぐったり過ごしているような感じでした。たまに元気な時にのそのそと外へ出るといった具合です。
ところが、障害者福祉の受給は時間のかかるものばかりです。
まずは失業保険の受給資格延長です。
これをしないと1年?かそこらの短い期間で受け取る権利が消えてしまうので、就業不可の診断書をハローワークに持って行って延長の申請をした覚えがあります。火水木は失業保険の認定日にあたるので朝から夕方まで激混みです!避けましょう。でも体調の都合が合わないならしょうがないので行ってください。1時間〜1時間半くらいでなんとかなるので待合の椅子で気絶してて下さい。
このめんどくさい延長申請をして、あとなんやかんやも有るのですが忘れました。そして、傷病手当の申請から受給までに、たしか6ヶ月かかりました。この間は気合いで耐えていました。不支給と言われたらどうしようと震えながら書類を書いていました。
申請が通ると、認定された期間の分まとめて払ってくれます。ただ、医者がめんどくさがってこの期間この人は働けない状態にありました。という証明書を書いてくれない場合があるので、受付の事務の人にまずは依頼して根回しをすると次回診察日には出来上がっていることが多かったです。

次に、障害者手帳の申請です。
これは手帳欲しいなーとかかりつけの精神科に言えばわりとすぐ話が進んであとは役所の福祉課に行く元気さえあれば1ヶ月程度で話が終わりました。障害者手帳の申請は案外すんなりと終わったのですが、

!!!障害年金!!!

これがいけない。これが本当に手続きが長くてたまらなく苦痛なものでした。
まず、年金事務所に初回の相談に行きます。すると直近の空き時間を指定されるので、予約を取ります。障害者にとって辛いのはここですね。まず当日行けるか分からない。でも行かなきゃいけない。風呂に入れてなかったとしても無理にでも行ってください。8月ごろに申請を始めて、実際受け取り始めたのは翌年2月ごろになったので、半年はかかります。
私は精神疾患での障害年金申請だったので、まずその病気が年金受給の条件に見合うか調べるために、なんで病気になったのか、いつからか、他の病気との関連はないかを根掘り葉掘り延々と聞かれ、紙に書きます。私の場合、中学生の時に自律神経失調症にかかった事がありました。また、大学3年の時に1回だけ精神科に行った事がありました。抗うつ剤を飲んだら目が回るような気持ち悪さと車の運転に不安を感じるほどのふらつきを感じたのですぐ辞めまたしたが。というわけで、自律神経失調症からうつ病までの病歴に連続性があるのないの?という事を調べる為に、全ての病院の診断書を提出するよう言われました。
引っ越して他県に居た為、ここが非常に難航しました。まず、病院名を覚えてない。思い出しても直接のやり取りでしか渡せないから郵送で送れません。とか言われる。発行にそもそも1〜2週間かかる。などなど超長期に渡るめんどくさい手続きの果てにようやく次の面談の準備が整います。
さて、時は流れて12月…
年金事務所は12月27日がだいたい年内最後の営業日です。県単位の年金事務所から東京の本部へ書類を送って2〜3ヶ月審査に時間がかかると言われて、大慌てで面談に向かったところ、申請の書類から何から全部忘れていくという大失態を犯しました。幸い、自宅から事務所まで自転車で15分程度だったので、無理やり取りに帰って書類を職員に押し付けて事なきを得ましたが、忘れ物の規模がいかにも◎イジっぽくてまぬけですね笑
そんなこんなで具合が悪いながらも14時だとか15時だとかその辺りの時間に予約を取って日中外に出るようにしたのが良かったのか結果として貰った年金を使ってラーメンを食べに行くくらいには元気になりました。

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