初海外でイキナリ現地人脈を得る私が実践した方法5選(その3)顧客になる(金融、不動産、人材紹介など)
36歳でセブ島に短期英語留学→【いろいろ】頑張って→43歳で富裕層が集まる海外ロータリークラブの会長に選ばれたタッド神田です。noteではこの【いろいろ】を少しずつ言語化していきます。
「イキナリ現地人脈」シリーズ
外国に根を生やし、ゆくゆくは仕事を見つけたり起業や投資、さらには移住をしたいという人は、その国の人脈を作っていく必要があります。このシリーズでは私が実践して効果があった5つの方法を紹介します。今回は「その3」です。
1. SNSで宣言して、「友人の友人」を紹介してもらう
2. 短期の語学学校に入る
3. 顧客になる(金融、不動産、人材紹介など)
4. 展示会に行く、輸入エージェントになる
5. 現地のmeetupに参加
その3: 顧客になる(金融、不動産、人材紹介など)
自分自身が現地でお客さんになってしまえば担当者とのつながりができるよね、という手口です。この記事の想定は、まだ海外移住前、初めての海外でもイキナリ人脈ができることですので、その意味で、「日本に戻った後も関係性が続くお客さん」になる必要があります。そこであげられるのが、銀行口座の開設や不動産です。
高いポジションの人とつながること
日本では、「相手が仕事、こちらが客」の立場で出会った人間関係を、個人的人脈に発展させるのは難しいケースも多いかもしれません。ただ、東南アジアなどでは、気軽に仲良くなれるケースも十分あります。
ここで大事なのは、ポジションが高い人とつながることです。上位の役職者なら自分の裁量で顧客と接することができます。理想は、その1やその2で繋がった現地の人脈に紹介してもらうことです。誰の紹介もなくいきなり上位役職者に繋がることは難しいからです。
事例 - 銀行 (私は銀行の支店長の紹介で結婚しました)
私はこれまで、香港、シンガポール、タイ、オランダで銀行口座を開設した経験があります。最初はその2に記した2013年のセブ短期語学留学。この留学中にセブの銀行口座を開設しました。その国への初訪問でイキナリ、です。それくらいのスピード感が必要です。最低預金残高(フィリピンなら1〜2万円)くらい、経験代、勉強代だと思って、すぐに行動に移しましょう。「持ち帰って検討」なんて、なしです。
そして担当者の名刺をもらいます。日本に戻っても、電子メールやSNSで定期的にコンタクトを取ります。「何かいい投資ある?」「友人が今度行くのだけど、口座開設できる?」などなど。最終的には「誰か、いないかな?」と聞いたのがきっかけで、現在の妻を紹介されて、結婚するにも至っています。
なお、銀行口座開設は、先進国はもちろん、中位途上国(フィリピン、インドネシア、ベトナム等)でも、ビザがないと開設が難しくなりつつあります。ただ、支店長なら例外的に決裁できることもありますので、その意味でもその1やその2で現地人脈を作り紹介してもらうのが理想です。
事例 - 不動産
「コンドミニアムに興味あるのだけど」といえば、営業担当者が飛んできて接してくれます(コンドミニアムとは、日本でいう分譲マンションです)。案件は、ネットで探したり、国によってはショッピングモールにブースがあって営業しています。
この場合も、できるだけ高いポジションの担当者とつながるようにしましょう。ブースでチラシを取っても、ショールームには直接自分で行くと、しっかりした担当者に会える可能性が増します。
あるいは、先ほどの現地の銀行で、「コンドミニアムを探しているのだけど、誰かエージェント紹介してもらえる?」と聞けば、紹介してくれるはずです。このように、人間関係を横に横に展開することも常に意識しましょう。
さて、不動産は、銀行口座と違ってさすがに「すぐ買ってしまいましょう」とは言いません。話を聞くだけでも、その国の不動産がいくらくらいなのか、賃貸で貸すといくらになるのかなど、勉強になります。
私は、2014年1月、3度目のセブに行ったときに実際に見てみて、帰国後、買いました。当時はまだ現在の妻とも会っておらず、フィリピンに移住すると決めたわけでもありませんでしたが、ものは試しに。これを1部屋目として、現在では3部屋を日本でいう「民泊」、短期旅行者に貸し出すことで一つの収入源としています。 AirBnbの私のプロフィールページは↓。
なお、生命保険も、こちらが興味を示せばいくらでも向こうから飛んできてくれる商品ですが、法律上、日本の居住者は外国の生命保険には加入できませんのでご注意ください。日本の非居住者となった後なら加入できます。
事例 - 人材紹介
若い人にとっては、銀行の支店長と話し込むとか、不動産を買うなどというのは現実的ではないかもしれません。例えば他には、現地の日系人材紹介会社を訪れて、「チャンスがあれば現地で働きたいのですが、登録だけでもできますか」と言ってみるのもいいでしょう。
そんなにすべてがうまくいくのか?
こうして書いていると、スピード感を持って積極的に行動しさえすれば、すべてがうまくいっているように見えますが、実際には、うまくいったことしか覚えていない、というのが事実でしょう。おそらく私も、その時々、拒絶されたり、気味悪がられたりしているのだと思います。ただ忘れしまっただけで…。それくらいの気持ちで皆さんもチャレンジしてみてください。
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1. SNSで宣言して、「友人の友人」を紹介してもらう
2. 短期の語学学校に入る
3. 顧客になる(金融、不動産、人材紹介など)
4. 展示会に行く、輸入エージェントになる
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