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kintoneの身の丈にあったアプリを

「すごくない」kintone Advent Calendar 2024に参加しています。
12月14日担当させていただきます!

やっぱりすごくない

1年はあっという間です。今年はもっとアウトプットしよう!と思っていたはずなのに、noteには下書きのみで結局あまりアウトプットできず、、、
私の自己紹介はこちらです。
こんな私ですが、相変わらず亀の歩みで業務改善続けています。
スピード感ほしいですが、私は私にできることをやるだけ。

去年の振り返りはこちら!
2023年のkintoneを振り返ってみた

業務改善はじめの一歩

会社全体の業務改善をkintoneで行うことを会社のトップにも了承を得た昨年。
アプリはいろいろリリースしてきましたが、会社全体では時々しか使わなかったり閲覧するだけのアプリのみ。
では、どこから始めるか、、、

スプレッドシートをkintone化

PC自体が苦手な方も多く従業員の平均年齢も高いわが社。
まずは、kintoneに慣れてもらうのが第一です。
そうすると毎日使うものをkintone化したい。
日々Googleスプレッドシートに入力しているものをkintone化することに決めました。

  • 今日の予定表(毎日削除して夕方に次日の予定を入力している)

  • 車両の予約(日毎にシートを作り終わるとシートを削除)

  • 葬儀の予定(これも終わると削除していたけど、今は別シートに移動)など

でもこれが想像以上に大変だった!
Excelをkintone化するというのはとても一般的だけど受け入れられるのはとても難しい。
kintoneに携わるいろんな人がこういう思いをしてきたんだなぁと、、、
現状使用しているものをkintone化すると、今までと比べるものがあるのでこれができない!同じようにやりたい!という要望が必ず上がってきます。
KT会議内でもそこを踏襲したいという意見があがり、スプレッドシート化させたりしましたが、さらに要望がでて、、、の繰り返しで身動きのできないkintoneの身の丈に合わないアプリが出来上がってしまいました。
業務そのものから見直すという必要性をひしひしと感じましたね。

結局は標準機能に

プラグインを使い、カスタマインでのカスタマイズもたくさん入れて、もうこれ以上の要望には応えられないアプリ。運用を始めたらさらに要望がでてくるだろうし、限界を感じました。
ここは一旦立ち止まり、再度検討。
試行錯誤した結果、一覧は標準機能に戻ってきました。
現場の人にもいろいろ触ってもらった結果、標準機能の一覧は見やすいと言われ、一覧で入力したいと言われていたのに、編集画面は入力しやすいということに気づいてもらえ、時間はかかったけど、結果よかったなと感じています。

kintoneはkintone

アプリはシンプルに作る方が伸びしろがあると身をもって実感しました。
kintoneの身の丈にあったアプリはきっともっと成長します。

kintoneだからできること

スプレッドシートを否定したいわけではない。スプレッドシートはあれもこれもできて本当にすごい!!!ただ私のやりたいことを実現してくれるのはkintoneなんです。

  • 情報を一元化し、重複作業をなくす

  • 作業を可視化し、作業もれを防ぐ

  • 転記ミス、入力ミスをなくし、ヒューマンエラーを防ぐ

kintoneだからできることだと思っています。
なんとかしたいのに何もできなかった私はkintoneという道具を手に入れました。
自分の仕事の世界がこんなに広がるとは思ってもいませんでした。

最後に

実はスプレッドシートからの完全移行は明後日16日から。
業務改善はまだ始まったばかり。
kintoneに慣れてもらったら、次は何をリリースしようか検討中。









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