Taddy de ナイト in 網走
こんばんは!Taddy de ナイトです☆*
昨日の続きです!網走駅に着いたのは20:30くらいですかね。。。遠軽から3時間半ほどかかりましたが、長距離移動はだいぶ慣れたのかそんなに疲れは感じませんでした(笑)。
まずは、宿に移動です。ビジネス旅館みゆきというところに泊まります。朝食付きで1泊4000円、wifiも付いていたので非常にコスパが良いと思いました(笑)。部屋も思ったより広かったです。
夜ご飯を食べていなかったので良い感じの店ないかなあと思ってフラフラしていたら商店街っぽいところに出たのでウロウロしていました。
そこで入ったのが「五十集屋(いさばや)」という居酒屋です。地元の人も来ており、平日ですが賑わっておりました。炉端や磯船を囲んだカウンターが特徴的で目の前で焼いている様子が見えたので非常に魅力でした!
ビールを飲みつつ食べたのは
お通し(レンコンきんぴらみたいな煮物)とカニサラダ
そして知床鶏の山賊焼き
どれもおいしかったですし、比較的リーズナブルな値段で助かりました!(笑)その後は、宿に戻っておとなしく寝ました。
次の日の朝、朝食を食べて、宿を出てバスに乗るべく網走駅に向かったのですが、、、
偶然「流氷物語号」と遭遇しました!(笑)見てみたかったのでとても嬉しかったです。
その後バスに乗って向かったのが
天都山、オホーツク流氷館です!滞在時間30分で一通り見て回りました(笑)
本物の流氷も常設展示であって、手で触ることもできました!まあ冷たかったです(笑)。室内は-15度で一定に保たれているので、タオルを回してカチコチにする体験もできました。
流氷のメカニズムも詳しく知れました。アムール川の大量の水がオホーツク海に流れシベリアからの寒気にあたっていること、オホーツク海は低濃度の塩分の層と高濃度の塩分の層が明確に分かれていること(低濃度の方が凍りやすい)が主な要因となって流氷が広がっているそうです。
そして、流氷の天使と呼ばれるクリオネも生で見るのは初めてで、思ったよりめっちゃ小さいんだなあと思いました。写真は上手く撮れなかったのでアップしません(笑)。
流氷館の屋上に天都山の展望台も設置されているのですが、冬のオホーツクが一望できました!雪がずっと降り続いていたので何も見えないだろうと思っていましたが、運良く晴れていました!写真からは見えにくいですが流氷も見えました。
↑の写真の一面の雪は網走湖です!
そして、次に向かったのが網走監獄です!
北海道開拓の裏には多くの囚人が関わっていることを知りました。不凍港を欲しがるロシアの南下政策への対策として北海道開拓を早急に進める必要があった中で、道内の道路整備も必須な状況でした。国の財政も余裕がなかったので囚人の労働力を利用しようという動きになり、道内各地に監獄ができていきました。明治23年に釧路刑務所から1,200人の囚人が網走刑務所(当時は網走囚徒外役所)へ中央道路工事のために移動されました。担ったのは網走~北見峠(220km)というとてつもない距離をたった8カ月という期間で進めたそうです。当時は機械などなかったので重労働で、食糧供給も疎かになっていて非常に過酷でした。逃げたところで山の中に食糧はないので結局戻るしかないという状況です。
正門からして空気の重さがひしひしと伝わってきました。正門の前の人は本物ではありません(笑)。
本庁舎です。国の重要文化財に指定されています。
冬ならではの雪の懲罰房もありました。中にも入れます。
舎房の中です。これが6棟放射状に広がっています。
独房の中です。
独居房も印象的です。受刑中に規則違反や逃亡を謀った際には、光も当たらない環境で1人閉じ込められていたそうです。
飛行機の関係上90分しかいられなかったのですが、全然時間足りないくらい見るところがたくさんありました。あの寒さと周りにお客がいなかったのもあると思いますが終始震えていましたね。。。移築なので本当に居住していたわけではないのですが空気が本当に重かったです。
正直半日では観光しきれないくらい見どころがありました。北方博物館にも行きたかったのですが、それはまた別の機会で。。。あっという間でしたが、東京に戻ってしまいました。
明日からは、東京の農家さんの所に行って農作業を手伝います!
以上、Taddy de ナイトでした☆*