心優しき麻雀打ちと清老頭

額からの流血ネタをまだ擦り続きますが、ガオーカップの時にはまだ傷がふさぎきっていなくてじんわりと血が滲み出ている状態だったので、額に絆創膏貼ってアエルに向かいました。


額・・っていうより右目の上辺りだったので絆創膏貼っていたら眉毛が完全に隠れてしまい、だいぶ人相悪い顔つきになってしまいます。


いつもより目も開いていません。


え?いつも開いていないだろって?
うるせえ!



いやあ・・本当に恥ずかしい・・っていう思いが強くてアエル行きにくいなあって思いつつも、多少いじってもらえればまだ救われる。

というか完全にスルーされるのだけはよけい恥ずかしい!って思ったので、会場入った瞬間に周りを見渡し、一番いじってくれそうな正道さんの所に駆け寄りました。


正道さんからは心底アホを見るような目で見られたような気がしないでもありませんが、同じ卓に座っていた方(一応名前伏せといたw)はnote見ましたよ~って笑ってくれたので多少救われた(ような気がしました)。

別卓に座っていたアエル女子の方々やゴリラ達からも、何やってるんですか~って声かけてもらったり、くすくす笑われていたり、指さして笑われたり・・・

おいおい、いじってくれるのは嬉しいがもう少し誰か心配してくれても良いいんじゃない?って思っていたら、唯一1人だけ、ただきさん~大丈夫ですか?って心配してくれた方がいました。


いつもニコニコ笑顔が印象的な紺野雄輝プロです!
みんな指刺して笑っていたけれど、紺野くんだけはきっと本当に心配してくれていた!

なんて心優しき男の子なんや、この子は・・・。


ガオーカップの1回戦はそんな紺野くんと同卓です。

東1局、僕が南家・紺野くんは下家で西家の時の第1ツモの時の形がこちら。

夢が広がる配牌、そして第1ツモ。
1pと9pが立て続けに鳴けて、清老頭のイーシャンテン。
そしてツモ白。

白対子落としになってしまう。



この白落としはめちゃくちゃ目立つ・・・。
とりあえず1枚は切るけれど、2枚目はテンパイ打牌とする!


そして・・・・・テンパイ!!
白ぶった切る。違和感バリバリの捨て牌。

紺野くんは俺の切った6sを678で仕掛けて、打7s

序盤に赤5sを切っているのでタンヤオっぽくは無い、役牌バック?
後、可能性のある手役は・・どうせ全ツだから考えるの面倒だわ!どうでもいい!



とか考えていたら紺野くんからツモの発声と共に牌が置かれる。


視界が狭まっている僕の目にも萬の文字がうっすらと見える。ま、まさか・・。





手元に置かれたのは九萬でした。


それ俺の九萬!喰い取りやがった!(役牌暗刻の69m待ちでした)



人間の感情というのは不思議なもので、さっきまであんなにニコニコな笑顔が心優しさと人懐っこさを秘めた素敵なものだと思っていたのに、
心の底では実は額のことも笑っていたであろう邪悪な笑顔に思えてきました。


しかも400.700なのに300.500って煽り申告してくるオマケつき(笑)
くそう、煽りスキル高いなあ、ちくしょう。



こうして僕の人生初の清老頭テンパイは儚くも崩れ去りましたとさ。
許すまじ、紺野雄輝。

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