技能検定と諦めない心
昨日は最高位戦北海道本部の技能検定の日だったみたいですね。
懐かしいな、僕も確か2年前に受けました。
技能検定っていうのは、いわば最終試験?内部講習?
いまいち良い表現が思いつきませんが、主に新人プロに対して行われるもので、これに合格出来ないとプロ選手として対局していく上で多少の制約が生まれてきます。
現在の技能検定は①点数計算・②何待ち(主にメンチン)・③聴牌枚数の3項目に分かれていて、これら全ての項目について合格水準に達すれば、晴れて合格となります。
最高位戦ホームページでも一般の方に過去問等は公表していないので詳細は多少伏せますが、恐らく選手が苦労するのは難易度よりも回答時間の短さでは無いかと思います。
まあまあのハイペースで問題を解いていかないと、あっという間に時間切れ。
答え合わせするまでもなく不合格~って感じになってしまいます。
僕が受験した時は、落ちたとしても時間内であれば何回でもやり直しが出来て(問題はもちろん違うけれど)、まあある程度落ちるのが前提みたいなところはありました。
今だから言うと、実は僕けっこう技能検定は自信があって、ひっそりとノーコンティニューでクリアして、誰よりも早く帰ろうっていう目標立てていたのですが、
聴牌枚数で1回落ちちゃって、一緒に受けていた今は東京本部にいる鳥山くんに最速クリア
を取られてしまいました。
鳥山くんといい内田といい、北大卒は常に俺の一歩前を行きやがる。(内田はプロテストで僕より筆記1点高くて、首席合格でした)
しかも僕、現役時代に北大落ちてるし、就職活動では北大の事務職員落ちてるしで、ホント北大にいい思い出がありません。笑
と、話がそれましたが、そんな技能検定が昨日あって、きっと合否で昨晩は悲喜こもごもだったんだろうなあって思います。
今回誰が受かったとか落ちたとかは知らないですが、過去の落ちた人の話聞いていたら、けしてそこまで低くない合格率ではあるので、落ちたら自分ダメなんじゃないかって落ち込んだって話を聞いた事があります。
僕が個人的に技能検定で凄いな~って思ったことは、最初は合格点に満たなかった受講者も、時間ギリギリの最後になったらきちんと合格点達するぐらいに座学能力って備わるんだなって思ったことです。
※あと何気に1回では受かりにくい試験の難易度と、時間内で合格に達する事ができる設定時間のバランスにとても優れている試験・・なのかもしれません。(これは考えすぎ?笑)
なので、技能検定にしてもプロテストにしても落ちたら自分ダメって思わないで、今は少しだけまだ合格域に達していないだけで、努力すればいつかきっと報われる時が来るから諦めないで欲しい!って、たまたま今回上手くいかなかった方々には思っています。
てか、全然ダメじゃないし!
努力を続けられているっていう事だけで、本当に素晴らしいことです。
麻雀やプロ活動に限った話ではなく物事全般に対してそうなのですが、目立つ事や華やかな事ばかりに目を向けて、本質的な所を疎かにする人には僕はあまり心が動かされません。
見えない所でもきちんと努力して、日々能力向上に努めている人を僕はとても尊敬します。
とか偉そうな事書いた割には自分も全然努力足らないし、毎日きちんと麻雀の時間作って励まないといかんなって思っています。
あと減量も再開せねば!
自分も頑張ろう!って励みになったので、とりあえず朝天鳳打ってみました。
ラスでした。
スマホそっと閉じました。